思う存分楽しみながら、私は智ちゃん(初めの頃は、そう呼んでた)に、色々
と訊ねまくり、自分の大人しさが裏目に出てたんだと思い知らされました。
例えばこの日、シャワールームで耳打ちしてきた智子のヤツは、私のお気に入り
だった先輩とそっくり。顔じゃなくてテクニックが(笑)
オッパイが潰れそうなくらい押しつけながら、ぶちゅう~とディプキス。息が苦
しくなってきたトコで、片足を持ち上げて開かせるとクリトリスを細かくバイブ
レーション。私の右手を掴んで、自分のおまんこに触らせる・・・
ここまでの所用時間、なんと30秒の早技ですよ。
(時間少ないんだから、のんびりレズってる暇ないわ。どうせ、あんたも好きなん
でしょ?ボヤっとしてないで、私のも弄ってよお)
口に出して云うと、こんな感じのプレイになりますか。16やそこらの小娘がやる
こっちゃありませんね(笑)しかし智子に云わせると・・・
「スケベはお互いさまじゃん。それに隠そうったって、知ってるヤツは知ってるし
、感づいてるヤツの方が絶対多いハズよ。今さらブリッ子(死語)かましてどうな
るっての」
「でもぉ、そんなのなんていうか・・・」
「別にいいわよおカミングアウトしてるから、私のコト変態って思ってくれても
さあ。。けど雅美だって同類なんだから、そこんとこは認めなさいよ!」
完全に圧倒されちゃった私。智ちゃんの神経を逆撫でしないように、言っちゃ
いけないと、無意識に避けてた言葉をズバリと決めてくれました。
「私もカミングアウトしちゃおっかな~」
「しろしろ・・自分に正直になるのは大切だよぉ」
時間(シャワールーム換算で)にすると、一気に2ヶ月分。プレイ内容の濃さと
きたら、一生忘れられないってくらい強烈な刺激と、智ちゃんの毒気に当てられ
た私がボ~と虚ろな目をしたまま呟くと、なんとも素っ気ない返事。
ちなみに当時の私は「カミングアウト」の意味さえ知らなかったんです。それが
また、私をぶち切れさせちゃった原因になりました
だって、そうでしょう…。
世の中には(カミングアウトなんて、格好イイ!!)事をしてる子がいるんだ~
とか絶対思いますよ(笑)
夢遊病者みたいな私に、智子はあくまでもクールでした。
「でもぉ・・出来るかな~?私に」
「そんなの聞かれても知らないわよ。やれるって保証がないとやらないの?」
「智ちゃんは怖くなかった?やっぱ変態って目で見られたんでしょ」
「別にいいんじゃない?法律破ってる訳じゃないしさぁ、生徒手帳のどこを見て
も不純”同性”交遊禁止とは書いて無いでしょうが」
た、確かにそうは書いてないケド・・・・
あんたって、トコトン快楽至上主義に徹してんのね。真剣に悩み始めた雅美を、
さっきまであんなに可愛がってくれた級友を、まるで興味の失せた玩具みたい
に追い出しちゃうし。。興奮醒めやらぬまま家に帰りつくと、その日のプレイ
内容と智子の言葉だけが、頭ん中にグルグル回ってました。
(自分に正直に・・・かあ。。そうだよなぁ、明日だってどうせ○○先輩とか
○○先輩狙っちゃうだろうしぃ)
(智ちゃんみたいに積極的にヤッちゃえば、先輩の方からアタックしてくれる
かもしれないなぁ。どうせなら、今日みたいな展開の方が美味しいよねぇ)
もしも明日、狙い通り○○先輩とレズれるんなら、今までみたいな受け身じゃ
なくて、自分からも仕掛けてやろうと決心してた私の思考は、何時の間にか
カミングアウトする方向に傾いていたんです
そして結局は私もカミングアウトしちゃったんですが、ご存じの通り大学では
乱交したり逆レイプをやったりと無茶苦茶な経験を重ねました。