初めて男性とお付き合いしたのが、
就職を機に上京して22歳の時でした。
慣れない仕事で、もともと要領が悪く、
毎日のように先輩に迷惑をかけて怒られて、
精神的にいっぱいいっぱいの時でした。
当時ネットで知り合った人に悩み相談をしているうちに、
食事をするようになり、住まいも近かったのでお付き合いするようになりました。
彼は私よりも9歳も年上で、31歳の大人の男性でした。
会社では怒られることが常習化して、
精神的に壊れてきてしまい、うつ病と診断されて休職することになりました。
最初は良かったのですが、蓄えもあまりなかったので、
経済的にも厳しくなったタイミングで、彼から同棲の提案をしてくれました。
彼は、とても優しく受け入れてくれて、
中々私の症状が改善しないこともあり、
「仕事辞めて少しゆっくりしてもいいよ。」と言ってくれました。
私は、彼の優しさが心から嬉しくて、
残っていた貯金を彼に渡すことで、生活費としてもらい
辛かった仕事をやめることが出来ました。
しかし、世の中そんな甘い話はなかったようで、
仕事をやめた翌月から彼の態度が一変しました。
家の中の家事が出来ていないと指摘されはじめ、
外出を徐々に制限されるようになってきました。
彼は頻繁に身体を求めるようになりました。
プレーの内容も徐々にノーマルなものではなく、
ハードになっていきました。
少しづつ彼に生活を支配されていたと、今になっては思うのですが、
当時は、彼に異論を唱えると、言葉で論破されて、
最終的に私は価値のない人間であると言われ続けました。
次第に彼の言う事を聞いていれば怒られないし、
躾と言う名の暴力を受けずに済むので、大抵のことは従うようになっていました。
ある時から家に彼の友達が呼ばれるようになり、
友達とセックスをしろと言われて、拒否した時から、
鞭で何度も叩かれるようになり、酷い命令でも従うようになりました。
別れる前は、彼の指定したホテルに行き
初めて会う男性とセックスをさせられると言う事を何度もさせられました。
辞めたいとか抵抗したりすると、鞭で叩かれたり、
お尻に火のついたタバコを何度も押し付けられました。
付き合っていた期間が5年ほどあったのですが、
4回妊娠して4回とも堕ろしています。
産婦人科に毎年のように行っては堕ろしていたので、
不信に思われた社会福祉士さんに話を聞かれて、
事実が発覚して彼の家から助けていただきました。