あれから部屋を変わり元の部屋は物置になりました、大家さんからは余り変なことを言ったら出て行ってもらうと言われました。25歳で命を絶った京子さん、カラー写真を見て一層好きになった。教えてもらった墓に手を合わせながら「会いたい」とお願いしていた。そして6日の日に来てくれました。それまでも留守中に部屋の電気が点いたり物音がしたりと向かいの部屋の人に言われました。京子さん?やっぱり部屋が変わっても来ていたんだ、どうして会ってくれないのか逆にお墓に行くことで向こうの世界にいけないのか?6日の日の夜、電気を消してテレビを見ていると突然テレビが消えて部屋の電気がボワ~っと点いたり消えたり、そして背中がひんやりとしたので「京子さん?」、ゆっくり振り返ると白い顔をした京子さんがいました久々にお会いしたのでびっくりしましたが。「待っていました、京子さん会いたかったです」でも京子さんは下を向いたまま涙を流すばかり、寒さもなんのその京子さんを抱きしめるとひんやりしていてキスをして今から久々に京子さんと一つになる所でしたが京子さんは私から離れて首を横に振るばかり、透き通った裸のまま何かつぶやいているのですが聞こえなくただ泣いているだけの京子さん、「また来てくれますか?」というと首を横に振り微かに「ありがとう」と言って消えていった。再びテレビが付いて京子さんは居なくなった。僕は初めて泣いた、泣きまくった。25歳で亡くなった京子さんを幽霊なんて思わない京子さんを抱いた思い出は忘れません。