それは私が幼少期の頃にあった体験なのですが、不思議な体験で自分でも信じがたい体験です。
記憶に有るのは、小学四年生の時でした。
その日には運動会があり、へとへとに疲れていた私は夕御飯を済ませてお風呂に入りました。
自分の部屋に行き楽しみにしていたテレビアニメを見ていましたが、いつの間にか寝てしまっていました。
真夜中に誰かに揺り起こされる様な感覚に目を覚ましました。
眠気は無くなり、意識がはっきりしてくると身体の異変に気付きました。
身体が重くて自由に動かせなくて、最初は運動会の疲れで動かせないのかと思っていましたが、手首から先が動かせました。
その日はそれだけでおまり、一階にある柱時計が時刻を知らせるチャイムが鳴ったのは分かりましたが、いつの間にか寝ていたみたいで、目を覚ますと朝になってて運動会の代休で、真夜中におきた事はすっかり忘れて友達遊んで過ごしました。
そんな体験は暫くは無かったのですが、翌年の運動会があった夜にまた同じ様な体験をしました。
その日は晩御飯とお風呂を済ませて、パジャマ姿のまま居間で父親が撮った運動会のビデオを家族で見ていました。
私は母親と二人で並んでソファーに座って見ていましたが、ビデオを見ているうちにうとうとしてて「さく、寝るなら部屋に戻りなさい」と母親に言われて、何とか階段を上がりベットに横になりました。
その年の秋は暑さが残り、運動会のその日も暑い日でした。
暑苦しさと息苦しさで目を覚まして気付きました。
誰かが私の身体を触っているので、声を掛け様としましたが喉がからからで声が出ませんし、身体を動かそうとしましたが全然動きませんでした。
もしかしたら金縛りなのかな、とかまだ夢の中なのかなと思っていましたが、明らかに誰かの手が私の身体を擦ったりしていました。
その手がパジャマ越しに膨らみ始めたばかりの胸を弄ったり、まだ小さい乳首を探す様に指先で弄ってきたりするのが分かりました。
その手の感触が、パジャマの上から触られてるのが、直接地肌に感じました。
パジャマは脱がされて居なかったのですが、その手がパジャマを通り抜けて来たようでした。
乳首を直接触られて、突起してきたのが分かりました。
そして自分の意思とは関係なく、膝を曲げられ股を開かれていくのが分かりました。
誰にされてるのかと腹が立ち身体が動かないので必死で目を動かすと、自分の開かれたパジャマの膝が見えるだけでした。
胸を弄ってた手が離れて、開かれた股の辺りに触れてきました。
パジャマ越しに太ももや、ふくらはぎを触られているのが感じられて、段々と股に近付いてきてパジャマ越しではありましたが、アソコを触ってくるのが分かり恥ずかしさが沸き上がってきました。
その手の動きは優しくて、でも確実に女の人を喜ばす様な触り方に変わってきていました。
当時は、他人にそんな所を触られた体験も無くてオナニーもした事が無かったから、恥ずかしいばかりでしたが徐々に変な気持ちになっていました。
布越しで触られててパンツが擦れててザラザラしてる感触からツルツルとした感触に変わり、直接指が割れ目の溝の中に入って来たのが分かり、必死で脚を閉じ様としたけど無駄な抵抗でした。
その指先は、何かを探すかな様に私の割れ目の中を行ったり来たりしていました。
まだ小さな突起のクリトリスを探し当てると、執拗にそれを指先で触ってて痛いくらいでしたが、その指先は割れ目の奥をなぞりながら下の方に移動していきました。
ヌルッ私の中に入って来ました。
その年の夏休み前には、男女別々で性教育を受けていてある程度の知識は有りましたが、本当に戸惑いました。
誰の仕業なのかと。
その指先は徐々に中に入ってきてて、その時には痛みも感じませんでしたし、恥ずかしいと言う気持ちは有りましたが怖いと言う気持ちは有りませんでした。
開かれていた脚がひろがり、今までの指や手で触られてた感触とは別の感触が割れ目に触れてきました。
柔らかくてヌルヌルしている様な触り心地で、割れ目の中を上下に動きクリトリスに触れたりしてて、息苦しさが増してきていました。
次に目を覚ますと、パジャマのズボンは脱げててパンツにはネバネバしたシミが着いていましたが、オネショではないのは分かりましたが、母親には何も言わないで洗濯を済ませていました。
運動会の翌日は代休でしたから、夜にあった事を考えていました。
前回も運動会があった夜に体験してて、その年もその日だけであとは何も起こりませんでした。
そして翌年に小学生最後の運動会が行われた夜の事です。
気にはしていましたが、いつもの様に過ごしていました。
でも、どうしても私にしていた犯人を突き止めたくて、誰にも内緒でビテオカメラを自分の部屋に持ってきて、私が寝ている間の様子を録画する事にしました。
録画時間を短くしたくて、夜遅くまで起きていて限界まで我慢していました。
録画ボタンを押して私はベットに横になりました。
我慢して起きていた分、私はすぐに眠りに着いていました。
また、誰にも揺り起こされる感覚で目を覚ますと、すぐに気付きました。
私の地肌を撫でたり、アソコを弄ったりされてるので確実にビテオカメラに録画されていると。
その頃は、興味本意で自分で触ってて気持ちいいのは知っていましたし、男女のセックスの事も知っていました。
誰にされているのかは分からなかったけど、その手の動きで気持ちよくなっていました。
私のアソコも濡れていたと思います。
開かれた股の間に、温もりや重みは感じられませんでしたが、私の上に何かが重なってくる感覚を感じました。
その間も、胸の膨らみを揉まれたりアソコに指を這わされたりしているのを感じましたが、今までの中に入れられた指とは違う物が私の中に入れてきました。
感覚は有りましたが、やはり温もりは感じませんでしたが、セックスされちゃう、と言う気持ちはありました。
家族の中で男の人は、お祖父ちゃんかお父さんかお兄ちゃんしか居なくて、その3人の中の人と…思っていました。
でも今、私の上に重なってくる者は温もりが感じないし、重みも感じませんでしたし、初めてセックスする時には酷い痛みを感じると性教育で習ったけど、痛みも温もりも感じませんでしたが、中に入っている感覚はありました。
胸の辺りに吸い付かれる様な感覚がありましたし、スーッと私の中から出ていく感じもありました。
朝になってて目を覚ましてパジャマを着替える時に、胸に赤い痕が有りました。
パンツには、これまでに無いくらいにヌルヌルしてる物が付いていて、気持ち悪くてパンツを着替える時に糸を引くくらいになっていました。
ティッシュで拭いても、中からヌルヌルの液体が滲んできていました。
とりあえず生理用のナプキンをしてから、録画したビデオを再生してみました。
そこに写し出されてた物は、寝静まった私の身体の上に、一瞬だけ白い物がフワフワと飛んで落ちて、暫くすれと私の膝が曲げられ股を開かれて行く様子が映っていて、小刻みに私の開かれた両方の膝が動いているだけで、私の他には誰も移っていませんでした。
ビデオカメラを気付かれない様に戻して、自分の部屋に戻ると机の上には出した覚えは無いのに、小学一年の誕生日に貰ったプレゼンのミッキーマウスの小さなぬいぐるみが転がっていました。
その子は、同じ学校に通っていた男の子で私とは凄く仲のよかった子で、一年生の運動会のちょっと前位に交通事故で亡くなって子でした。
気になって母親にその子の話をしたら「あっ、君、今年七回忌だった」と思い出したみたいでした。
私も気付きませんでした。
その交通事故で亡くなった男の子の家族は、事故のあった翌年には引っ越してて、連絡も取れていなかったので仕方ないかもしれませんでした。
小さい頃から「大きくなったら結婚しょうね」とお互い言っていました。
小学生になって初めての運動会を楽しみにしていて亡くなった未練とか、私との約束を果たすために、運動会があったその夜に私の所に来たのかも知れません。