私のその後を大きく変えた目撃談です。
中学生の頃の話ですが、どうしても今でも忘れられないことがあって、誰かに聞いてもらいたくて投稿します…
当時私は結構遅い時間まで塾に通っていました。当然帰りは暗いので家族からも必ず明るい通りを選んで帰るように言われていたんですが、かなり遠回りになってしまうため、すごく疲れた日や早く帰りたいときは近道をしてました。
近道というのはそこそこ大きい公園を抜けて行くんですが、自然が多いのが売りの公園で、昼間は小さい子なんかがよく草むらで遊んだりするようなところでした。でも、夜になると公園の中心以外はぼんやりとしか明かりもなく、茂みの奥の方は木が茂っていて、痴漢がよく出る噂もたまに聞くようなところだったんです。
怖い気持ちもあるけど、遠回りするよりだいぶ早く家に着くのでいつもそこを通るときは早歩きでできるだけ明るい中心が見えるようにして通っていました。
その日も部活がハードだったこともあり、その公園を抜けて帰っていましたが、相変わらず薄暗く、人も全くいませんでした。
いつもだったら怖いくらい静かで、遠くの車の音とかが聞こえる程度なんですが、そのとき茂みの奥の方でガサガサしてる音と、女の人の声が聞こえたんです。
最初はお化けかと思って走ろうと思ったんですが、なぜか気になって茂みの方に見に行ってしまったんです…
音のする方へ近づくにつれて、女の人の声が叫んでるように聞こえました。かなり篭ったような声でしたが、確かに人の声だとわかりました。
木に隠れて声と音のする場所を見ると、人が茂みの中で地面に倒れているのが目に入りました。ぼんやりと明かりが届く位置でしたが、黒っぽい服を着た男の人が女の人の上に覆い被さってたんです。女の人はサンダルが片方脱げてしまっていて、でも必死で足をバタバタさせて抵抗していました。
殺人かと思って怖くて足がすくんで動けなくなってしまった私は、木に隠れてその様子を黙って見ているしかできませんでした。
男の人は女の人の口を手で覆いながら、ものすごい勢いで腰を動かしてました。女の人は言葉にならない声を発してましたが、男の人は全く気にも留めないかのように腰を動かし、はだけた胸に顔を埋めたりしていました。
当時の私はまだ性に関する知識が乏しかったですが、それが性的な行為であることはわかりました。私の足はガクガクと震え、下半身がジン…となりました。自分の息が荒くなってることに気づき、咄嗟に手で口を覆いました。
すると男の人の荒い息に声が混じって、今まで以上に激しく腰を…というかもう全身を動かし、女の人の声も今まで以上に大きくなったと思ったら、突然男の人の呻き声とともに動きが止まったんです。
男の人は女の人に覆い被さったまま動きませんでしたが、すぐに立ち上がりズボンを直して走っていなくなりました。その人はスーツでした。
残された女の人は、押し倒された体勢のまま、スカートはめくれ、パンツは片方の足にかかったまま、足を広げていました。