高校の時に、うちの田舎の高校と都立高校との間で一月の交換内地留学があり
ました。
私はクラス役員をしてましたからだと思いますが、選ばれてしまいました。
県人会館の宿舎から通いましたけど、普段ディーゼルカーで必ず座れる通学に
慣れた私には、あのラッシュはかなり苦痛でたまりませんでした。
あんなに人を押し込むなんて、考えられなくて
それよりも、身体に手?がバンバン当たるんです。
田舎では痴漢なんか有り得ないから、私はラッシュだから仕方ないと我慢して
いました。
でも明らかにお尻を撫で回される感触があったんですよ。
私は、前も横もぎゅうぎゅうで、吊り革すら握れずに身動きが取れません。
手は私のスカートの中でお尻を撫で回されたんです。
自分の手を後ろにすら回せなくて焦っておかしくなりました。(パニック)
しかも、声を出そうにも、私には咄嗟には出せませんでした。
出せないのか、出ないのか、恥ずかしかったのか、怖かったのかわかりませ
ん。
パニックって動揺して震えていたと思います。
自分の中で痴漢を止めさせたい自分と、痴漢されている自分がわかるのが恥ず
かしいという思いがあったんだと思います。
痴漢の指がパンティの中に入って、お尻を掴むように指がお尻の穴を擦られて
しまいました。
もう顔すら上げる事が出来ませんでした。
私がお尻を動かすくらいでは痴漢は止めてくれません。
それどころか、痴漢の指がお尻の穴に少し、少しですが入ってきたんです。
お尻を動かすと、痴漢の指が動いてますます擦れ、動かせなくなりました。
それどころか、電車が揺れると指が擦れ、電車が揺れて周りの人が揺れると指
が擦れ、そのむず痒さに私に変な気持ちが生まれて、私はその変な気持ちに罪
悪感を感じていました。
通勤快速だから停まりません。
その間、30分はお尻の穴に指を入れられたままでした。
変な気持ちと罪悪感、でも停車した時にドアが開くと私は咄嗟に降りていまし
た。
考えるより先に、降りてしまいました。
降りる駅じゃなかったのに。
ただ、お尻にはあの指の感触が残り続け、私は高校に行けませんでした。
そんな事をされた自分が恥ずかしく、友達の顔を見れなかったからです。
体調が悪いからと休みました。