三年前、バツイチ、子持ちで姉が帰って来ました。
小学二年生の姪、里奈は人懐っこくて可愛くて、私にすぐに懐きました。
子供はちょっと苦手だったんですが、一緒に生活し懐かれると情が沸いて来ました。
不憫な思いをさせたく無いので、里奈の友達が持ってるゲームやおもちゃ、持ち物は大抵は買って上げました。
私は、里奈の喜んだ顔が好きで、父親の様な気分でいました。
時々、一緒に寝たり入浴も一緒でした。
里奈が四年生の時、姉は一人の男性と一緒に暮らしはじめました。
両親も私も、姉と里奈が幸せになるのだから、と賛成しました。
五年生の三学期に継父と喧嘩をして、何日か泊めた事があり以降、度々「喧嘩をしたので泊めて」と言って着替えと勉強道具をランドセルに詰めて来ていました。
理由を聞いても「うざくて口喧嘩した」と喧嘩の原因は話さなかった。
決定的な事が、里奈が小学校の卒業式の後に起きました。
会社の同僚の送別会で飲んで帰った時でした。
帰宅すると、パジャマ姿の里奈が「よっ、お帰り」と迎えてくれたけど、何か様子がいつも違う気がしましたが、酔ってたので気のせいかと思い、軽くシャワーを浴びて部屋で横になってると里奈が部屋に来ました。
が、いつもの様に話し掛けてきません。
沈黙が続きこちらから「また家出か、何かあったのかっ」と聞くと、「ねぇ叔父さん、私ここから中学校に通っちゃあ駄目かな」とか細い声で喋り始めました。
その里奈の話を聞いて、最初は信じられませんでした。
あの男は、里奈に性的虐待をしていました。
里奈自信も最初はそんな風には捉えては無かった様です。
四年生の二学期頃には、姉の留守を狙っては、里奈の体に悪戯を繰り返し、入浴も強要する様になったそうです。
なるべく二人だけにならない様にしてても、自分の部屋で勉強をしていても、姉が出掛けると、勉強を中断させ下半身を裸に、口や指や玩具で幼い体を虐待し、まだ小さな生殖器に指を挿入されていたそうです。
拒むと服で隠れている部分を殴ったり、つねったりされ、我慢出来なくなり私の家に逃げ込んで来ていたみたいです。
六年生になると、働きもしないで家に入り浸りの為、虐待の回数は増え、継父の性器を口に入れられたり、セックスを連想させる行為をして、性欲の処理をさせられ行為の最中に、「お父さんが里奈を大人にしてあげるからね」と言われ続けられて居たそうです。
全部、話終えるとクシャクシャの顔を私の胸に付けて泣きはじめ、頭を撫でてやるのがやっとでした。
胸の中で、ゴソゴソ動きながらパジャマを脱ぎはじめる里奈に、「でうしたんだ」と聞いても無言で下着も脱ぎ続け、パジャマのズボンもショーッも脱いでしまいました。
何も出来ないでいると、「あいつにされる前に叔父さんがして」と突然言われ、自分の娘の様に思っている里奈に戸惑ってしまいました。
蛍光灯に映し出されている白い肌に、フンワリ膨らんだ小さな胸には、継父に付けられた赤いキスマークの跡が幾つも有り、里奈の話が本当だと確信しました。