数十年も前の話です。当時、私が通っていた大学は名門校でいわゆるお嬢様
学校でした
山の上にあり、登校には市街地からバスで30分くらい移動する事になります
サークルでバスケットをやっていました。
部活動ではなくサークルですから、皆で仲良く気持ちよく汗を流そうって感
じです
つまり…お遊び。そんなサークルなのに、ちゃんと専用の更衣室まで用意さ
れてました
ある日の事、着替え中に先輩が「ねぇ、ねぇ山猿が来てるよ~」って言うん
です
親が学校の近くに別荘を持っているという子が居て、朝早く起きると野生の
猪が見れたり
すると言ってたので、私は野生の猿とかも生息してるのかと思ってました
それで窓の外を見たんですけど、私が目にしたのは近くに通う高校生(男子
校)でした
(男!…痴漢!…襲われる!!!!)
少し男性恐怖症気味だった私は、男の子を見ただけで背筋が寒くなりました
(先生…先生に知らせなきゃ!?)
慌てて更衣室から出て行こうとする私を、先輩が引き止めます
(イヤァァ!犯される!!!…来ないで来ないで、助けてぇぇえ!!!)
もう完全にパニックです(笑)
「大丈夫だから落ち着いて、何も心配しなくていいのよ、○○さん落ち着き
なさい」
私の狼狽ぶりに苦笑しながら、下着姿の先輩が窓に近づいて行きます
そして……!#$!!!$&#!!!%!!
ブラを外してオッパイ丸出し状態で窓の外にいる痴漢に見せびらかしたんで
す
もう男の子達は大喜び、他の先輩もブラは外さないものの、下着姿でポーズ
を取ったり
して挑発しています
1年生は、私を含めて4人。唖然、茫然、愕然、理解不能、意味不明
ほんの5,6分でしたがカーテンが引かれ、サービス終了
しばらくすると他の3人はケラケラ笑って見てましたが、私はカーテンが引
かれるまで
冷静になれず心臓がバクバクしてました
彼らは、近くの偏差値の低い3流高校の生徒。時々、お姉様の着替えを目当
てに覗きに
来るんですが、彼らの学校から私達の大学までは、山道を40分…
谷越えして、ゆるやかな尾根を登ってきます。まさに山猿
別に危害を加える訳でもなく、覗きだけが目的なのでサービスしてあげるの
です
こっちはお嬢様学校の大学生、向こうは程度の低い3流高校のエロガキ
男としてどころか、人間とさえ思わなくなってしまいました
携帯どころかデジカメさえ無かった時代の話です。もちろんインターネット
も
彼らのお陰で男性恐怖症気味だった私も、すっかり耐性が出来てしまいまし
た