私達は、家庭の事情で私が小学校卒業まで施設で生活をしていました。
五年の冬休みに、中一の男子(良夫)の買ったばかりのボールペンが無くなったと大騒ぎになった。
最初に、同じ部屋のお兄ちゃんが疑われた。でも、持ち物検査や部屋を探したが無かった。
次は、私に疑いの目が向けられた。良夫の部屋から私が出て来たのを見たと密告した者がいた。私はお兄ちゃんに用事があって行ったのだが信用してもらえなかった。 部屋と持ち物検査をされたが無かった。
園長室に、私と良夫が呼ばれ、これで疑いが晴れると思った。 でも、園長先生はまだ疑っていた。「久美子が本当に盗っていないなら、先生の言う事が出来るな!」
「はいっ」と私が返事をすると、信じられない言葉が園長先生の口から出た。
「じゃあ、ここで服を全部脱いで見せなさい。本当に盗っていないなら出来るだろ」疑いの目で言われたので、決心して一枚づつ服を脱いでいきました。 園長先生は脱いだ服を振ったりして確認をしていた。パンツ一枚になり、恥ずかしかったが、これで疑いが晴れたと思ったのに、園長先生はパンツも脱ぎなさいと言ってきた。
悔しかったが、言う事をきいた。追い打ちを掛けるように、「女はここに、大事な物を隠すんだ」と言ってワレメを開き、下から覗き込んだ。良夫にも確認する様に言った。
ワレメを開かれ二人の男に処女のワレメの奥まで見られた。悔しくて、悲しくて涙が止まらなかった。
月曜日、ボールペンは良夫が学校の机の中に忘れて来ただけだった。