私が中学二年で夏休みが近づいた暑い日でした。
部活の仲間の家で、夏休みの練習の計画を組ん帰宅する途中の事でした。
時間は七時半を過ぎていました。
チョット遅く成りすぎたかなと思い、小走りでいたら、反対側から無灯火の自転車が横を通って行きましたが、夏の暑い日に、黒の長袖の服に顔にはマスクをしていました。
えっ、と思いましたが、暫くすると、さっきの自転車が私を追い越して行きました。
家まで後、五分位の所でした。
いきなり、何かが私にぶつかって来て反動で倒れてた時にアスファルトに頭を打ってしまいました。
意識が薄れて行きました。気が付くと私は草の上に寝かされていました。
まだ、頭がフラフラするけど立ち上がろうとした時に気づいきました。
私は、服を着ていませんでした。
目線を下にすると、足元で動く黒い塊が人間だと気付いたのです。
そして下も裸にされ、直に脚の付け根を触られている事にも気づきました。
怖くなり、脚をバマツカセ声を出すと、起き上がった顔は男でした。
慌てる事も無く、男は立ち上がると、私は脇腹を力一杯蹴ら息も出来ない位の痛みに抵抗も声をすら出せないで居ると、男は黒いスエットのズボンを下ろし、後は地獄でした。
今でも悪夢を見て、あの時の恐怖や痛みが湧き上がってきます。
通い慣れた通学路だったので、部活の練習用のユニホームでした。
周辺は畑や果樹園がある農道で、これまで、怖い思いをした事が無かったので警戒心が無く、油断していました。
脇腹を蹴られ、息が止まる様な痛みで体を丸めると、男は黒のスエットを脱ぐのが薄暗い中で見えました。動けないでいる私に男が、覆い被さって来て、胸をヌメヌメとナメクジが動くよな感じがして、力を振り絞り大きな声を出すと、顔を平手で何度も叩かれ、頭がボ-ッしている間に、口の中に布を押し込まれ、「殺すぞ」の言葉で、本当に殺される思い、抵抗を止めてしまいました。
この後、何をされるかも判っていたし、殺されるよりは、と思い無抵抗でいて、でも、誰かが助けてくれるかも、と考えていました。男の手が、乱暴に体を触ったり、ヌメッ、ヌメッと身体中を動くのを忘れる為、部活の事や夏休みの事を考える様にしていると、男は体をお越し、自分のリユックから何かを取り出し、しばらくすると、下半身に経験した事の無い痛みを感じました。
私の体を押し上げる様に男が、腰をぶつけてきて覆い被さってきて、また胸を舐めてきました。
どれ位の時間が過ぎたか判りません。
男が顔を上げる度に、男の顔から汗が落ちてきます。私は、男の顔を見るのが怖くて、目を閉じる様にしていました。
マスクを取っていたので素顔が見えていました。
男の動きが止まり、少しすると男が私から体を放しましたが、怖くて目は閉じたままでいました。
目を開けると、男の姿は無く、口の中の物を取ると、下着のスポブラでした。
まわりには、私の着ていたユニホームや下着が散らばっていました。
赤ちゃんの様にハイハイで動き服や下着を集めると、股から太股に伝って流れるものを感じました。
制服の入ったかばんを探すと、そこは農道から脇に入った防風林に囲まれた果樹園でした。
農道を通る車の明かりでかばんが見えました。
裸だったので人に見られない様に取りに行き、服の所に戻り、ポケットティッシュで股を拭きましたが、拭いても拭いても出てきましたが、ティッシュはすぐに無くなり、仕方なく下着を身に付けユニホームを着てかばんを持って帰りましたが、五分位で着くはずなのに、体が痛くて凄く時間がかかりました。
幸い父と母は仕事から帰っていなくて祖母だけが留守番をしていました。
祖母に気付かれない様に自分の部屋に入りました。
ユニホームは少し泥で汚れていて、下着のパンツはべッタリと血とヌルヌルした液体が着いていました。
着替の下着とパジャマを持ってお風呂場に急いで行きました。
洗濯機に汚れたユニホームと下着を入れ、何時もより多目の洗剤を入れ洗いました。
お風呂も沸いていました。イスに座り鏡を見ると口の横が切れて血が出ていました。
体にも擦り傷がアチコチありましたが大した傷ではありませんでした。
太股の内側に拭き残しの血と男の液体が乾いていました。
膣のまわりも赤くなっていて、少しづつ血と混じり合って男の液体が出ていました。
ボティーソ-プで何度も洗い流しても、出てくる様な気がしてシャワーを長い時間かけて洗っていました。お風呂を出てからも心配でナプキンを着けて出ると、祖母と鉢合わせになり、「口の横どうした?」聞かれ「部活の時、ボールが当たった」と誤魔化して夕食を済ませ自分の部屋に戻りました。
ベットの端に座ると、悔しくて、情け無くて、身体中が痛くて、無理矢理入れられた痛みで涙が止まりませんでした。
でも、家族や友人にバレナイ様に今まで通りに過ごしています。
乱文、長文でご免なさい。