片親の私にとって祖父は父親代わり。
子供の頃から大好きだった。
祖父母は他県に住んでいたが盆暮れ正月には会いに行っていた。
しかし母の仕事の都合で4年ほど全く行けてない期間があり、
久々に祖父母の家に行ったの時、私は5年生になっていた。
4年ぶりに祖父母に会い私も嬉しかった。
夜には祖父とお風呂に入った。
祖父と最後にお風呂に入ったの小1の頃。
私のカラダを見て「大きくなったね」と言う祖父。
そして何のためらいもなく胸を揉んできた。
私は突然のことで言葉も出なかった。
祖父は私の胸を揉みながら「お母さん(私の母)もおっぱい大きかった」と言った。
たしかに私の母は胸も大きかった。
親戚には遺伝だとからかわれることもあり胸はコンプレックスのひとつ。
それを祖父に触られ嫌悪感のようなものが芽生えた。
「おじいちゃんやめてよ」私は祖父に言う。
祖父は寂しそうな顔をして「ごめんよ」と謝った。
そんな祖父を見て私は胸の奥が苦しくなった。
私が髪を洗い終わると祖父が湯船から出てきて「カラダ洗ってあげよう」と言ってきた。
さっきのこともあり心苦しかった私は「うん」と言い了承。
祖父はタオルに石鹸をつけ背中や足を洗ってくれた。
私が「あとは自分でやるね」と言ったのだが祖父は私の前に回り込んできた。
そして胸を洗った。
祖父のあんな悲しい寂しそうな顔は見たくない。
私は我慢した。
そして祖父の手はついにアソコに伸びてきた。
さすがに我慢できず「そこは自分でやるから」と股間を手で隠す。
祖父はまた悲しそうな顔をして「そうか、もうじいじに洗ってもらうのは嫌か」と言った。
泣きそうな勢いの祖父(涙目になってる)
私は股間を隠してた手をどけ「嫌じゃないよ」と精一杯の笑顔で言った。
本当は嫌だった。すごく嫌だった。
祖父はタオルで私のアソコをゴシゴシ洗った。
タオル越しだが祖父のゴツゴツした手が当たって痛い。
私の気持ちを知らない祖父は何度も何度もアソコとお尻をタオルでゴシゴシ洗い続けた。
その刺激に耐えきれずオシッコを漏らすと祖父は「まだまだ子供だ」と笑った。
この一件から私は祖父に不信感を抱き帰省の度にお風呂に入るのが苦痛になった。
そして6年生の時、母が祖父母の家に帰省しようと言われハッキリ「もう嫌だ」と言った。
祖父とお風呂に入るのが嫌だとは最後まで言わなかった。
祖父は母のお父さん、お父さんのことを悪く言われたら母が傷付く。
そして何より祖父がこの理由を知ったら傷付くと思ったからだ。
それ以降も母はたまに祖父母に会いに行った。
だが私は行かなかった。
私の中で祖父が嫌悪の対象になってしまったからだ。
私が高校生の時に祖父は亡くなった。
そしてあのまま我慢して祖父と会っていたら、一緒にお風呂に入ってあげていたら。
祖父は私に会えなくて寂しくつらかったのではないか。
祖父が亡くなって10年以上経った今でも後悔している。