子供は私一人の母子家庭。
風俗嬢だった母。
店外、直曳き、裏引き。
母は時々、見知らぬ男性を家に連れてきていて。
物心つく前から私は、隣室で、母の喘ぎ声やパン!パン!パン!と肌がぶつかる音を幾度となく聞かされ、孤独な夜を過ごしていた幼少期。
母は普通に優しいところもあったけど、家での出来事は口外禁止だと、私が宝物にしていたぬいぐるみを引きちぎり、もし誰かに喋ったりしたら私の宝物を全部燃やして捨てる、そんな母の脅迫、いまでもちょっとトラウマ。
そんな母の客の一人、それなりの太客だったんでしょう。
その客との時に私は呼びつけられ、母と太客との行為を見せつけられました。
裸にされて、初回は手コキだけで済みましたが、その一ヶ月くらい後だった二回目。
フェラを教えこまれ、母から入念な愛撫を受けた後、太客と二人っきり。
絶対に大きな声は出すな!!母の言いつけ。
膣の激痛に加えて骨盤が内側から叩かれてるような痛み、下腹を掴み上げられてるような鈍痛不快感。
出る涙は堪えきれなかったけど、声は堪えた。
成人の日とか成人式とは言われてないけど、「好美ちゃんの処女卒業式!!記念日!これで大人の仲間入りだよ♪」
小4になって直ぐの時でした。
太客からのこの言葉が脳裏に焼き付いています。
そして月日は流れ、色々あって母と離れて暮らし。
一昨日、夕方についた客から「ホンマに二十歳?」と訊ねられて。
今年で21歳になりますけど、今はまだ二十歳ですよ!と答えれば。
客から「どこ住み?、成人式とか行かへんの?」と。
3月生まれなんで、地元の成人式とかは去年で行ってはないですけど、住みは言えません!と返答。
客は「この業界よく年齢誤魔化すやろ、ホンマに二十歳なんや、ウチの娘と同い年や。」
私と見比べたらウチの娘は幼稚だとか、そんな会話の中、大人の仲間入りというキーワードが何度か跳びだし。
自分の娘と同い年、私が本当に二十歳だと知ってご機嫌で、ガツガツと腰を振ってた
オッさん客。
「大人の仲間入り」この時期、普段より耳にするキーワード。
不快極まりない。
何が大人なんだ?何が成人なんだ?
クソが!!