性的虐待体験

阪神大震災の時、私は小学1年生でした。
そんなに長い期間じゃなかったと思いますが避難所となった
地元の小学校の体育館で寝泊まりしていました。
子供でも大変なことになっているのは分かっていましたし、
今までの日常の場所が壊れてしまったというショックが大きかったです。

避難所にいたのは１週間くらいだとは思いますが、その短い間に４回くらい
体にいたずらをされました。それぞれみんな別の人だったと思いますが、
毎回夜にトイレに行った時です。
夜でも仮設トイレでしたがいつも混んでて周りはガヤガヤとうるさかった覚えがあります。
一人で行くことも多かったですが、男の人に声をかけられて
「お風呂入れないと体がかゆくなっちゃうからちゃんと拭いた？」
と言われて真っ暗なところへ連れていかれました。
そこで懐中電灯で照らされながらパンツを下げられてウェットティッシュで拭いてもらいした。
そんな変なことでも、周りが異常事態ということや幼かったこともあって変なことをされている
という認識は全然ありませんでした。
懐中電灯の明かりが消えるとまたのところに生温かいぬるっとした感じがしました。
たぶんクンニされたのだと思います。正直、何してるんだろう・・・くらいな感じで
しばらくして終わって明るいところへ連れて行ってもらって別れました。
ほかには暗いところで体をべたべた触ってくる人が二人、最後の人は暗がりに連れ込まれて
体を触られた後に口を開けててと言われてペニスを口に入れられました。
とにかくおしっこ臭くて口の中に精液も出されて、水がないので口もすすげずに
気持ち悪くてこの時は泣いてしまった気がいます。
大人のいるとこに戻ったときはほっとしたけど、怖いから泣いてしまったみたいな感じになって
何も言えませんでした。
それでほかの女の子もいたずらされた子が結構いたようでした。
問題になって夜にトイレに行くときは親がついてきてくれるようになりましたが、初めにその話が出たときに
すごい怒っていたので私もそういうことをされたと言ったら怒られるような気がして
結局、周りの人には言えませんでした。