何年ぶりかに生まれ故郷に行ってきました。
当時は小さな町でしたが、観光地とあってそこそこ賑わっていました。
私の家族は貧乏人の子沢山で、生活はいつも苦しかったと思います。
服とかも、上からのお下がりや近所の人から貰い物が大半でした。
そんな生活なのに、建設会社に勤めていた父親は給料日になると、会社から手渡された給料袋を持って町の呑み屋に行っていました。
酔って夜中に帰ってきた時には、給料袋の中身は半分ちかく無くなっていたそうです。
母親も町のお土産屋で働いて居ましたが、苦しい生活でした。
私は月末の25日が過ぎると、それまでいつも遊んでいた友達と遊ぶのを避けていました。
なぜなら給料が過ぎると、だいたいの友達がお小遣いを貰い、それで駄菓子屋に行くのが楽しみだったので、生活の苦しい私の家ではお小遣いを貰うことは無理でしたから、友達と駄菓子屋に行ってもお金がないから、ただ友達の楽しそうな顔を見ていると悲しくなるから、自分から友達を避けていました。
そんな生活でしたが、1月のお正月が楽しみでした。
なぜなら、叔父さんが遊びに来てくれて、5人兄弟に一人ずつお年玉を手渡しでくれるのです。
その頃の叔父さんは独身で、私達兄弟を可愛がってくれました。
5人兄弟の中で女は私だけだったので、特に可愛がってくれました。
そんな叔父さんを私は大好きでした。
叔父さんが居る約1週間の間は、私は叔父さんにベッタリでした。
どこに行くのもほぼ一緒で、お風呂に入るのも夜寝るのも一緒でした。
でも、だいたいは弟も一緒でしたから、叔父さんを独り占めしてた訳ではありませんでした。
そんな大好きな叔父さんが私の身体を必要以上に触ってくる様になったのが、私が4年の頃からでした。
それ以前からも、お風呂に入っている時にお風呂に浸かりながら、手のひらで身体を撫でるように洗ったり、弟と話ながら私の股の間を洗ってくれていました。
叔父さんが帰り、すぐに三学期が始まり、その月だけは月末になっても一緒に遊び、叔父さんがくれたお年玉を持って駄菓子屋に行っていました。