私は父が大嫌いだった。
私が生まれる前から単身赴任。
たまに帰って来ても顔を知ってるだけのおじさんが家にいる感覚。
そのおじさんは仲間を家に呼んで飲むのが大好きで、仲間が帰ると母がとってた態度に腹を立て暴れてた。
そのうち仲間もなかなか来なくなり、たまに帰って来ては昼間から1人で飲んで、母と酒のことで喧嘩になり暴れるというループが続いた。
母は一緒の空間にいるのも苦痛みたいで、ご飯は用意するけど、出したらそそくさに別部屋に避難してた。
弟もいるけど、私だけ取り残されてご飯食べるのも、お風呂に入るのも、寝るのも、父と一緒にされた。
そんな生活の中、ある夜、キスされているのに気がついて目が覚めた。
けど、ちょっとでも機嫌を損ねると暴れる父が怖くて寝てるフリを続けた。
酒臭い舌が口の中に入ってきて、口内を舐め回されて気持ち悪かった。
口の周りもベチャベチャ。荒々しい息遣いも怖かった。
しばらくしてようやく終わったと思ったらパジャマのボタンを外してきた。
その頃の私は性に対して知識のない小4。父が何をしてるのかわからなかった。
ただ、逆らない方がいい。起きたらころされると思った。
胸を触られた。乳首を摘まれた。乳首を舐められた。吸われた。噛まれた。
私は目を閉じたままじっとしてやり過ごした。
そのうちズボンの中に手が入ってきた。
足で股を開くように開かされてマンコをなぞられた。
父の息遣いがさらに荒々しくなっていくのが聞こえた。
パンツの中に手が入ってくる。
クリトリスを撫でてくる。摘んでくる。
痛い。やめて。体が動きそうになるのを耐えてた。
そしたらもっと痛いことが起こった。
マンコ指を捩じ込まれた。
痛い。助けて。私、こんなに我慢してるのにころされるの|?
本気で思った。
しばらくしたら父が離れた。
トイレの流れる音が聞こえた。
戻ってきた父は私のパジャマを直すと寝た。
次の日の朝、父は普通にしてた。
なかったことにしよう。そう思った。
けど、その日から父は帰ってくるたびに私に夜這いしてきた。
ないことにしたいのに父の行動はエスカレートしていった。
わざと私を起こそうとしてるにか手付きが荒くなってきた。
痛いくらい摘んできたり、噛んでくる。
私をひざの上に座らせて。ちんこを擦り付けてくる。
胸やクリトリスをいじってくる。
お風呂でもいじってくるようになった。
それでも私はじっとして知らないフリを続けた。
現実になるのが怖かった。夢であってほしい。今、起こってる現実を受け入れたくなかった。
一緒にお風呂に入るのを抵抗してみたり、自分の部屋で1人で寝ることを頼んでみたりしたけど、父にキレられた。
母からはお前が側にいれば機嫌がいいからと父と一緒にいることを強要され続けた。
それでも1人で寝た時があったんだけど、その時、部屋に忍び込んできた父に初めてちんぽをマンコに当てられて
怖くて怖くて堪らなくて涙が溢れ出てきて顔を思わず隠してしまった時に入れられちゃった。
指とは比べものにならないくらい痛くて息が出来なくて固まった。
声を出さないように脅されて耐えてた。
それからは本当の地獄だった。
入れられるたびに痛くて泣いて、たまに帰ってくるだけだから、なかなか慣れなくて恐怖しかなかった。
そうしてるうちに私は精神的に病んじゃった。
発作を起こすようになりじさつ未遂を繰り返すようになって入院までした。
今は良くなって普通に暮らせてるけど、性的思考がおかしいみたい。
時がたって父親のことを考えられるようになって、自分を見つめることができるようになって自覚した。
レイプされた時の方が感じる。父親にされてる時を思い出した方がイキやすい。
この前、父親が夢に出てきた。
覚えててくれてありがとうと言われた。
どう整理をつければいいんだろう。