私が幼い時に母親が育児ノイローゼになってしまい、私は祖父母の元で15歳まで育ちました。
祖父母の家はとても田舎で何もない所でした。最寄りの駅まで徒歩4.時間でした。学校の児童の数も少なかったし、隣の家に行くのに歩いて30分ほどかかりました。本当にかろうじて電気とガスと水道が届いている程度で、今でも携帯の電波は届かないと思います。
そういった所で祖父母と静かに暮らしていたので、性の知識なんて皆無でした。
3年生になった6月頃、学校から家に帰る途中で村の人じゃない男の人が道をきいてきました。警戒心もなかった私は丁寧に山に入る道と、村に出る道と、学校の場所と私の家に行く道を教えてあげました。お礼に家まで送ってくれると言われたのですが、知らない人の車に乗るのは怖いというより恥ずかしくてお断りしました。
なんとなくいいことをしたような気持ちになって、この日スキップしながら家に帰った記憶があります
それから何日かして、傘を持ってでるのを忘れてびしょ濡れになりながら家に帰ってたら、この前の男の人に声をかけられました。この前はありがとう。ずぶ濡れだね、服が張り付いちゃってる。寒くないの?って。
2回目に会ったというだけで知ってる人のような気になってしまい、家まで送ってもらうことになりました。ボトボトなのに車の助手席にタオルを敷いて乗せてくれて、ランドセルも拭いてくれたので優しいオジサンという感じでした。
家までは車だと13分くらいで着くのですが、風邪をひくといけないしシートが濡れるからとズボンとパンツを脱いで、腰にタオルを巻かされました。腰に巻いたのはバスタオルではなくて普通のタオルでした。上のシャツはベッタリと体に張り付いてるのにそのままでした。
家の近くになるまでの10分ほど、オジサンは私の足が冷たくなってると言いながら、私の太ももを撫ぜながらタオルを少しめくってチラチラと私の足の付け根の方を見ていました。それから家に着く少し前で、ボトボトのパンツとズボンをはかされて車から降ろされ、次に来る時はまおちゃんにお土産買ってきてあげるねー。と言ってオジサンは帰っていきました。
家に帰ってお婆さんにオジサンに車で送ってもらった話をしたけど、お婆さんは村の人に送ってもらったと勘違いしていました。
またしばらくして夏休みに入る前にオジサンに会ったときは本当にお土産を買ってきてくれていました。可愛いキャラ鉛筆と消しゴムに下敷きなどの文具と、お洒落な感じの洋菓子。
それからピンク色のマッサージ機、大人のオモチャだと思いますが、お尻の穴に使うっぽい小さめのボール状の球が繋がってる物、でした。
性に対する知識のない私が、河原でローターをあてがわれたり、ボール状の球のオモチャを使われるようになるまでそれほど時間はかからなかったような気がします。ただ、大人の言うことは聞かないといけないと思っていたせいでいくとこまでいってしまったんだと思います。