三才になる頃だったろうか、
家から見える道端で私は1人で遊んでいた。
と、いつも配達してくれるラーメン屋さんの出前のお兄さんが自転車でやってきた。
こんにちは、と挨拶をすると
こんにちは、みやちゃん。
そう言って自転車を止めて私のそばに来た。
何だかいつもと様子が違うと思っていると
おもむろに私のパンツの中に手を入れた。
指が私の割れ目をなぞる。
何してるの?
無邪気に聞いてもお兄さんは息を荒げながら
うん、としか答えない。
触ってるの?
うん。
お兄さんの手にされるがままの私は
なぜそんなことするの?
お兄さんを見つめて聞いた。
うん。
お兄さんははぁはぁと息を荒くしながら
うん、としか言わない。
こうすると体にいいの?
無邪気な目で見つめながら私はお兄さんの行為を受け入れていた。
そのうちに
家の窓から母が私の姿を認め、声をかけると
お兄さんは慌てて自転車に乗って逃げていった。
後日、父がその店に私を連れて食べに行き、
店主にその話をすると
お兄さんはほどなくその店からいなくなった。
お兄さんと会った場所が家から見えない所だったら
私はもっといたずらされただろう。