小学生のころ、通っていた小学校の先生に性的なイジメをうけました。
わたしは生まれつき軽い発育障害で、ほかの子より運動も勉強も体の大きさも劣っていました。病院で『成長につれて目立たなくなっていく』と言われたので、特別学級には行かないですみました。
お医者さんの言ったとおり、今では生活に支障もなく、言わなければ分からないくらいになりました。
でも当時はドモリがひどく、3年生の半ばくらいまで計算と読み書きはほとんど出来ませんでした。
わたしが2年生になったころの担任はとても厳しくて、宿題を忘れたら教室の真ん中に立って『宿題忘れてすいません』と大声で言わせたり、授業中にうるさくすると黒板用の三角定規の尖ったところで太ももをさしたりする怖い先生でした。
その日わたしのクラスは図工でねんど細工をしていました。
先生が『好きな動物を作ってみなさい』と言ったので、わたしはサルを作りました。
出来た人から先生に見せに行くことになっていたので、わたしはサルを持っていきました。
先生はわたしのサルを見て、『何だこれは』と言いました。
『あぁ…それ、それは』
先生が怖かったわたしは緊張でいつも以上にドモってしまい、うまく話せません。