過去に実の父親に強姦されていました。その父も今はいません。神様の罰が当たったのでしょう。70歳で亡くなりました。肝硬変でした。正直父が亡くなったとき悲しさより安堵感がありました。ほかの兄弟も口には出さなかったけど同じ気持ちだったと思います。
私達家族は、九州のある片田舎に暮らしていました。そのころは家族も多人数なトコが多くて、私の家も大家族で、兄弟姉妹全部で7人もいました。私も年齢的に上から3番目、女兄弟では一番上で長女でした。
農家と畜産で生計を立てていて、家長の権威が絶対という家風でしたから、父からみな何らかの暴力を受けていたと思います。
特に母は露骨に暴力の被害者でした。酒に任せて殴ったり、シタくなったらどこだろうと家族の前でも母は父とセックスされていました。
そして、私が小学6年生の夏、納屋で父から強姦されました。父は、もう大人の仲間入りしたんだから親孝行で母の代わりをするよう言い含められました。
父がすることを黙って受け入れるという父の命令は、小学生の私には理解できませんでした。ただ父の言うとおりにしないと怖いという気持ちで我慢していました。性の営みに関する知識があるわけもなく、恐怖だけが今も脳裏に焼き付いています。
処女を父から奪われた後は、ことあるごとに父から呼び出され、父と関係させられました。
しばらく妊娠もしなかったのは、当時食事の栄養価もさほどでもなく、身体の発達も今どきの子供たちと比べてみても劣っていたからだと思います。
でも私が中学二年の時、父の子供を妊娠し、中絶しました。父と私の関係は母も暗黙の了解であったと思います。でも正直母を恨む気持ちも持てなかったです。だって人一倍苦しんでいたのは母だと思えるからです。中学卒業と同時に就職して、父から解放されました。