悪い夢を見ました。辛く永い悪夢。本当に私はそう思いたかった。
どのくらい、そんな状態でベッドにいたのかわかりません。
私は、…、…裸でした。
(頭がボーっとしている…アタマいたい!…なぜハダカ?)
次第に頭がはっきりしてくると、裸であることにかなり不安になった。
(早く、何か着なきゃ…服は?…下着は?…、…ドコ?)
私はゆっくり身体を起こしました。すると私の大切な部分からドロッとしたものが
流れ出てきました。思わずソレを目にした私は、今まで自分が悪夢だと思っていた出来事が本当に自分の身の上に起こったことだとゆうことに気付かされたのです。
(サーっと血の気が引いていくのを感じました。)
周りを見ると父から乱暴にはぎとられた衣服が点在していました。あの優しい父から乱暴され、抵抗し泣き叫んで抗いました。今は、顔中に涙の跡が残っているのです。もう涙もでてきません。
私はかなりのけだるさを覚え、衣服をかき集めながら着衣を整えていったのです。