顔が見えないことが原因かも、と気づくと、妹から枕を奪って放り投げた。いやっ、と妹は現れた顔を横に背けた。悩ましげに眉を寄せて、アヒル口を突き出した妹、その顔にエッチをしている女の表情が見えると、じゅわーっと股間に温かいものが広がり、びくんとした刹那、布団の上に精子を飛ばしていた。興奮の割に、それほど快感はなくて、いつものオナニーより少しは気持ちよかった、ぐらいだった。ただ、おっぱいと女の割れ目をたっぷりと味わい、一発出してすっきりしたせいか、気持ちに多少の余裕が出てきた。それでいて、膝立てた股を広げて、仰向けに横たわる妹の裸に、炎上している性欲から、ボヤみたいなねっとりとした、いぶるような欲情になってきて、じっくりと妹の肢体をしゃぶりつくしてやる、と、ひっつくようにして、再び妹に覆い被さると、首筋に舌を這わせて舐めた。虫が体を這ってるみたいに顔を遠退けた。構わず、妹のおっぱいをプリンみたいにぷるぷるして左手で遊びながら、首、肩、鎖骨、顎、と舐め、蛇のようにちろちろと妹の頬を舐めると、悍ましそうに、うぅ、と呻いた。そのまま続けながら、もう右手の人差し指をピンと立てると、まだ湿ってる割れ目の奥の、膣口にゆっくりと突き入れた。妹が、痛っ、と鳴くように小声をあげた。膣の中のぬめっとした感覚が指の腹に伝わってきた。さらに深く入れると、痛いっ痛いっと騒ぐので、入口付近でくすぐるように前後に動かすと、ぬめぬめが、やがてヌルヌルになってきた。さっきまで痛い痛いと呻いていた妹の息遣いが、またフー、フー、と激しくなってきて、起き上がって、妹の脇に座り直すと、左の乳房を揉みしだきながら、右手の指の動きに集中した。ヌルヌルが増してきて、微かにちゅぷちゅぷという音も加わると、あっ、とも、んっとも聞こえる、と鼻に抜けるような鳴き声を出し始めた。妹の顔を伺うと、切なげに表情を歪め、鼻だけでなく口で、はぁ、はぁ、と荒い息を吐いていた。そんな妹の顔に、腰から金玉にかけて、波のように興奮が漲ってきてる最中、ふいに妹が…感じる、と、甘く、かぼそく漏らした。その一言がとどめで、勃起が加速し、揉んでいたおっぱいを離すと、妹の手をつかんで、チンチンを無理矢理握らせた。若干の抵抗を感じたものの、妹の手をしっかり抑え、手コキの要領で、しごいた。膣をピストンしている指の動きも加速させると、妹の鳴き声が、いっそう切なく大きくなった。もちろん、AVからはほど遠かったが、エッチしてるよエッチしてる、みたいな勢いに呑まれ、そのまま妹のおっぱい辺りに、精子をぶちまけた。勢い任せでしごいたせいか、軽く疲労感が出て、ふぅと吐く息も切れ切れした。妹も胸が上下していて、薄めの精子がその動きに合わせて、乳房を伝わりお腹や脇につーっと垂れた。卑猥だった。顔も見た目でわかるぐらい紅潮していて、半開きの口から、はぁ、はぁ、と上気がこぼれている妹に、かわいさと少しばかりの女を感じた。ティッシュを取って、精子を拭き取りながら、気持ちよかった?と聞くと、妹は、うん、と微かに頷いたように見え、しばらくして、少し感じた、とぼそりと言った。少し感じた、であったが、それでも女を悦ばせたということが、気分を昂揚させた。それに加え、なんだお前だってエッチ好きなんだろ、と共犯めいた奇妙な感じが起こって、免罪符を手に入れたような気分になった。だから、妹が若干焦点のぼやけた目で、精子のついた自分の手を見て、とたんに汚物をつかんだみたいに嫌悪感を顔に出しても、見逃すことができた。もっと感じさせてやろう、性欲が満たされてきたせいで、別の欲求が生まれてきて、妹に四つん這いになれと命令した。やだ、怖い、はっきりと抵抗してきた。じゃ中に突っ込む、と抑揚なく言うと、それが効いたのか、めそめそ半泣きしながら、のっそりと妹は膝立ちして、後ろに向きながらハの字に開くと、股を閉じてためらいがちに、きゅっと丸い尻を上げた。両手で包むように撫で回した。おっぱいとはまた違った、ムチっと弾かれるような触り心地がよかった。
...省略されました。