不景気の中やっと見つけた就職口 スーパーのレジ係りでしたけど
主任がしょっちゅう見回りに来るのですが わざわざレジの私の後
ろを通って隣の台へ 私の後ろを通り抜けるときお尻に男性を感じ
ます 知らなかったことにして仕事してると又帰りに私の後ろを緩
っくり通ります 身体を避けると余計くっつけます
スーパーの終了時間は午後9時です 帰り支度して冷たい風の中へ
出ると表にあの主任が待っていました
「今夜話があるから ここで待ってて」
出されたメモには駅裏の暗がりにに 屋台のおでん屋さんの横を指
していました
二十分ほど待つと男が側へきて 彼女のふうを装って駅とは反対側
にあるホテルへ 拒むと「今の仕事辞めたく無いだろう 僕は店長
と友達だから いつでも君と交代させられるんだよ」
やっと見つけたお勤めを無くしたくなかったから 仕方なく入り口
を入って行きました
部屋に入るなり男は私の着衣を脱がしにかかりました
「待って 待ってください」
「履歴書に独身41歳って書いてあったね お互い大人なんだから
分かってるだろう」
一度だけの約束を聞いて 私は身体を開きました 大きかったです
唇を噛み締めて 気持ちを我慢していました
「我慢強いねえ 僕に抱かれて声を出さなかったのは 君が始めて
だよ」
「約束だから今日は返して上げる でも店長にも抱かれないと駄目
だよ」
その約束が今夜なのです 行こうか行かないか 行かなければ先の
主任との関係もなんいも無くなちゃうし 第一お勤めが駄目になっ
ちゃう 半分以上は行く気になっています