（無題）

23歳のOLです。登録制のモデルのアルバイトをしていました。

先日、水着撮影の仕事をもらってスタジオに行ってきました。
事務所から派遣される形で、現場には本人１人で行くのです。
アダルトな事務所ではないので、ヘアヌードはおろか、
セミヌードなどの仕事は一切断っているようなプロダクションです。

大学の写真サークルの撮影会ということで男の人が４人来ていました。
これを着てくださいと言って渡されたのは、薄い生地の黄色い水着でした。
裏地がついていなかったので、「透けちゃうじゃないですか」と言ったら、
コンパニオン用のコスチュームで透けない素材だといわれました。
引っ張って照明に透かして見ても透ける様子はなかったので、
更衣室でそれに着替えて、写真撮影が始まりました。

みんな紳士的で感じのいい人達で、撮りながらおしゃべりしたり、
お昼にお弁当や飲み物を買ってきてくれたりで、
すっかり仲良くなって、今度は事務所を通さずに撮らせてくれないか、
事務所に紹介料でギャラを取られるよりいいんじゃない？とか言われて、
会社のメールアドレスや、携帯の番号を教えました。

お昼がすんで、午後の撮影に入ったときに、
「ちょっぴりお色気なのは駄目ですか？」と聞かれて、
「胸を出したりは出来ないけど、ＯＫ」と言ってしまいました。
お弁当を食べながら、高校の時に体操部に入ってたことを話してたので、
水着をレオタードに見立てて、開脚ポーズや、股間を広げた状態で、
バランスを取って倒立をしたり、胸を強調するようなポーズをしてあげました。

途中から、美紀さんのプロモーションビデオが作りたいと言われて、
色んなポーズをしながらビデオで撮影されたり、インタビューを受けながら、
「○○美紀です。現役ＯＬです。」と言いながら社員証を見せたりして
はしゃいでいました。

とても楽しく撮影が終わって、「また撮らせて下さい」
と言われて、「うん、いいよ」と言って帰ってきました。

２週間くらいして、会社宛に小包が送られてきて、
「こないだのビデオを編集した美紀ちゃんのプロモビデオです」
と書いてありました。事務所の方に送ってくれれば良かったのに、
と思いつつ、楽しみでわくわくしながら、家に帰って見ました。

オープニングのタイトルが、「○○株式会社ＯＬ 美紀２３歳」
と出て、「あはは～、エッチビデオみた～い」と笑っていましたが、
私が「こんにちは～、はじめまして～」とスタジオに入ってくるところから
映像に写っていることに気が付きました。机の上かなにかにカメラを置いたまま
撮ったらしく、私の顔がちょうど写る立ち位置でした。
ビデオは午後から撮り始めたはずなのにぃ、と思ってみていると、
私が渡された水着を引っ張って確かめているシーンが、
「これ透けちゃいませんか」と言った私の声と一緒に入っていました。
そして、更衣室に向かう私の後姿が写っていて、更衣室のドアが閉まると、
画面が真っ暗になりました。すると、パチパチっと電気がついて明るくなって、
見覚えのある更衣室の中が写っているのです！
私は確かにあの時、電気が消えていたので蛍光灯のスイッチを入れながら
更衣室に入ったのです。

私が私服を脱いで全裸になり、渡された水着に着替えて、
更衣室を出て行くところまで、全部写っていました。

スタジオに戻ってきたシーンで、
「美紀ちゃんは透けない水着だと信じているようだ」
「しかし、我々には赤外線カメラという武器がある」
と字幕が出て、画面が白黒調に切り替わりました。

すると、目を疑うほどに、私の着ていた水着が透けているのです。
透けているなどいう状態では無くて、映像を見る限り、
男の人の中に私が素っ裸で立っている状態でした。

私が胸をよせてあげたポーズは、おっぱいも乳首もはっきり写っていて、
透けないと安心していた水着は、わずかに輪郭だけが確認できる程度でした。
開脚ポーズなどは、私がとても楽しそうな笑顔でわらいながら、
足を思いっきり広げて、あそこが丸見えになっているのです。
私はヘアが薄いので、縦の割れ目がとてもはっきりうつっていました。

私がショックでビデオを呆然と見つめていると、画面がカラーに戻って、
そこでは私が本名を言ったり、会社の社員証を見せたりしていました。

最後にテロップで、
「この画像は全て我々の手元にあります。」
「美紀ちゃんは○○会社のＯＬなんだよね」
「事務所にちくってもいいけどテープがどうなるかは…」
「また撮影しようね～」
と入っていました。

それから何の連絡も来ていないのですが、
毎日が不安でたまりません。
モデルプロダクションのバイトはこのすぐあとにやめました。