大学生の時の話。
サークルで合宿があり、合宿最終日の前夜には打ち上げがありました。
合宿をやり遂げた嬉しさで、みんなたくさん飲んだり、はしゃいだり、合宿所の近くの川の辺りを散歩したり、疲れと酔いで寝たりと、思い思いに翌朝まで過ごしていました。
そんな中、私は男の子数人と女の子数人で部屋でおしゃべりをしてたんですが、疲れでみんな次々と寝てしまいました。
当時付き合ってた彼氏の隣で私は寝ようとしたんですが、疲れてるはずなのに男女一緒に雑魚寝という状態に馴染めず起きてました。
すると同じく起きていたA君が、彼氏がいた方と反対側の私の隣に移動してきてお喋りしてました。
その時起きていたのは私とA君だけ。
何の話をしてたかは覚えてないけど、体育座りしながら話してたのは覚えてます。
話をしているうちにA君の手が私の足に伸びてきて、さわさわと触ってきました。
とにかくビックリしたのと、A君との友達としての関係を壊したくないのとでパニックになる私。
「隣の人(彼氏)起こすよ」と言ってもやめてもらえなかったので、「もう寝るね」と言って布団に潜って逃げたつもりでした。
でもA君も私の隣で横になってきて、私はA君に背中を向けていたんですが、背後から触ろうとするのをやめてくれません。
足を触られ、口の中に指を入れられ、抱きつかれそうになって…
そこで耐えられず、隣にいた彼氏に抱きついてSOSを出したんですけど全然起きる気配すらない…。
起きてくれないことに絶望感があったんですが、突然A君が「ごめんね」と言って部屋から出て行ってくれました。
されたこととしては全然大したことがないはずなんですが、当時まだうぶだったので、こんなことがトラウマになってしまいました。
毎日それが思い出されて涙が止まらなくなる。
数年たってもそのことを思い出して精神不安定になる等々。
そして、中学生の頃くらいまで下ネタ話は「つばさちゃんの前ではこんな話出来ない」って友達に言われて聞かせてももらえなかったり、高校生で初めて彼氏が出来る頃までキスで子供ができると思ってくらい世間知らずでうぶに育ってきたせいで、このトラウマ事件からの反動もありました。
大したセクハラではないですが、もうトラウマは克服できたので一安心です。