今からする話は、今日の午前10時20分頃の話しです。
私(20代半ば)は、総合病院の受付をやっています。けっこう大きい大学病院なので、受付とか会計とかいった人がたくさん居る窓口とは別に、完全に総合案内という人間が一人だけ入れるだけのカウンターの中で仕事をしています。
病院というだけあって、総合案内を利用する人は多種多様ではあるのですが、今日、とにかく怖い思いをしたのです。
その人は、なにかフラフラしながら現れました。この春咲きの季節というのに、冬の恰好みたいにジャンパーをきて、ジーパンをはいていました。髪の毛はおそらく2週間くらいは洗ってなさそうな脂ぎった髪の毛。ファッションセンスのかけらもない、ただのセンター分け。年齢は40くらいでしょうか。。。
フーラフーラしながら遠くから案内カウンターに現れ、、最初は何か(よっぱらっい?)とも思いました。そして案内カウンターの前に来たらいきなり、、、「この病院、あんま評判よくないやろ?」と聞いてきたのです。
私は最初の男の一声を聴いていないフリして、「おはようございます。ご用件をお伺いします^^」と、マニュアル通りの挨拶をすると、、
男「評判どうなん?ネットでみたら、けっこういろいろ書かれてるやん」
と、なにか関西弁で話しかけてくるのです><;
この職場で1年くらい務めてますが、こんな背筋が寒くなるような風体と、その質問を浴びせさせられたのは初めてでした。
私「ひょうばん・・・ですか?なにかインターネットか何かを見て当院にお越しになったのですか?」と、当たり障りのない返事をしたのです。
男「んと、割礼ってやってるん?」
私「かつれい・・・?ですか?」
男「うん。ちんちんの皮切るやつ」
私「え・・?」
男「彼氏のちんちんの皮むけてる?」
私「あの、、かつれいというのは、、、キリスト教等の儀式のような・・?」
と、なにか過去にキリスト教ではそういった儀式的なものがあると知っていたので、なにか会話をしなきゃ、という焦りからそんな言葉を言ってしまいました。
男「知ってるんや。ほな話はやいわ。彼氏おるやろ?」
私「え、、は、、はい・・」 (いないって言ったらストーカーされそうな感じだったので)
男「Hするやろ?」
私「はぁ・・。」
男「いや、かくさんでもいいねん。普通にそれはあることやと思うからや。」
私「はぁ・・」
男「んで、俺が聞きたいんわな、彼氏のちんちんは、ちゃんとむけてるん?」
私「泌尿器科の診察をご希望ですか?」
男「だから、、そういうのじゃなくて、、彼氏のちんちんの皮むけてるか聞きたいの俺は」
私「まぁ、、普通だと思いますが・・・」
(なんかこわくなって、頭が真っ白になって、完全に相手のペースに飲み込まれてました。とにかく、怖すぎて強気に出れなかったのです。白昼堂々です。周囲に一般の患者さんとか、病院関係者が仕事したりしている中です)
男「そっか。んで、割礼ってどっやってするん?」
私「そのあたりの事は専門の先生に確認しないとわかりませんが・・」
男「いあ、だからその専門の意見を聞くために病院きてるんやん。知ってるんやろ?」
私「記憶が正しければの話しですが、あくまでキリスト教等の宗教的な儀式でするのであれば、生まれて3カ月くらいの男児に行うと聞いたことがあります」
男「痛いんちゃうん?」
私「それは、、痛いと思います。。。」
(こんな意味のない会話がしばらく続きました)
そして助けを呼びたくなった私は、、
私「もし、割礼についてのご質問でしたら、泌尿器科の担当医をご案内しますが、いかがでしょうか?費用や方法など、専門的な説明を受けれると思いますが」
男「そやな。それもアリやな」
私「では担当部署に連絡を・・・」
男「いや、ちょっとまって。これは簡単な事じゃないから。覚悟もきまってないのにいきなり話すすめられても困るから」
私「そうですか・・・」
私「では、もうよろしいでしょうか?」
男「まだ聞きたい事あるねん。別に他の客待ってないからええやろ?」
私「他のご質問とは?」
男「俺みたいな中年のオッサンがな、いきなり来て何変な質問しとんねん、って思われるのはわかってるんやけどな、聞きたい事があんねん」
私「はい」
男「こうみてもな、もう中学校になる娘がおるんやんか」
私「お嬢さんですか」
男「だから、娘いうてるやん。んで、その娘の事やねんんけど、俺と二人で生活しているもんで、母親っていう存在がいないんよ。」
私「はい・・」
男「母親がおったらな、いろいろやってくれるんやと思うんやけど、なんせ男手ひとつなもんでね」
私「ご質問とはなんでしょうか?」
男「いあ、洗濯も全部俺がやってんやけど、ここから質問なんやけど、変と思わんといてな。真剣な質問やねん」
私「はい」
男「女の子のパンツって、黄色く汚れるやんかあれ、、なんなん?しょうべんなん?オリモノっていうけど、そもそもオリモノってなんなん?」
私「え、、、ま、、オリモノというのはですね、、女性の体の構造上、体の中にたまった体液が、どうしても出てくるときがありまして・・・、、なんていいったらいいのかな^^;;;」
笑ってごまかしました。というか、銀行とかにある強盗が来た時の隠れスイッチでもあれば、押してたと思います。
男「そんなんわかってんねん。ただ、しょうべんか、オリモノか見分ける方法とかないのか知りたいねん」
私「それを見分けてどうするのでしょうか?」
男「知らんより、わかってたほうがいいやろ?こっちは男手一つで育ててるっていうから、母親の役目もしないといけんのよ?」
私「はぁ・・。ただ見分ける方法なんてないんじゃないかと思います。本人が感覚的にしかわかるものではないと思うのですが・・・」
(見分ける方法なんていうまえに、普通に女ならわかるんですけど、詳しく言っても仕方ないと思ったので適当に答えました)
男「じゃ、ラストこの質問したら帰るわ。もう帰ってほしそうにしてるし」
私「最後の質問?ですか?はい。」
(はやくかえってくれーーーー)
男「正直言うてな。パンツ何色?」
私「・・・・あの、、そういう質問にお答えする場所ではないのですが・・・」
男「答えるって言ったやん。約束守れたよ。ほんまに帰るからや」
私「し、、、白ですが・・・」
男「白か。わかった。ほなな」
男はまた、フラフラして帰っていきました。
なんなんですか><この新手のちかん>< これ、十分痴漢ですよね><!!!!
白昼堂々すぎて、めっちゃ怖かったです。。。。。。。。