先月、家の近くのJRの駅でのことです。その日、電車を降りてホームから改札口まで階段で上がっていたら、後ろから「おまえ何やってんだ!」という声が聞こえてきました。
振り返ると、40代くらいの小柄な男の人(仮名S)が、背が高くてマッチョっぽい男性に詰め寄られています。
マッチョ「おまえ、今、その人のスカートの中覗こうとしてただろ」
男性S、どうやら体勢を低くして、下から私のスカートの中を覗こうとしてみたいなんです。そこを見られて捕まったようでした。
S「ち、違います!ただ靴ひもを直してただけで・・・」
下手な言い訳をしながら逃げようとするSですが、力ずくで抑え込まれて逃げれそうにありません。
マッチョ「何が靴ひもだぁ?駅員のところに連れてってやる。奥さんも一緒に来てください」
泣きそうなSの顔を見て思わず、
私「あの、ちょっと待ってください。私のことはいいですから、その人を離してあげてください」
マッチョ&S「え?」
私「その人、きっと本当に靴ひも直そうとしてただけだと思います。だから離してあげてください。」
マッチョ「いや、でもこいつがやった事は・・・」
しつこく食い下がるマッチョに、
私「当の本人がいいって言ってるんだからいいじゃないですか。しつこいの、あまり好きじゃないんですけど」
そう言うと、納得のいかない顔でマッチョは去って行きました。
もちろん正しいのはマッチョの方で、Sのした事は許されざる行為なのはわかっていました。
でも私なんかのスカートの中を覗いたくらいで、人生を棒に振るなんて可哀想すぎます。だから思わず庇ってしまったんです。
S「あの、どうして・・・」
私「聞きたいのはこっちです。なんで私なんですか?」
S「え?」
私「覗くなら、もっと若い娘の方がよかったと思いますけど?」
S「実は、前にもあなたを何回か見かけたことがあって、綺麗な人だなってずっと思ってて。
それで今日またあなたを見た時、我慢できなくなって・・・」
私「そういうこと?あ、ありがとうございます(汗)。でももう、ああいうことは二度としちゃダメですよ」
S「はい」
私「では、私はこれで」
立ち去ろうとする私に、
S「あ、あの・・・」
私「ん?まだ何か?」
S「助けてもらってこんなことお願いするのはアレなんですけど・・・」
私「?」
S「やっぱり、ス、スカートの中見せてもらえませんか?」
私「はぁ? あ、あなた本当に反省してます?助けてあげたからって調子に乗らないで」
S「す、すみません。でもどうしても見たいんです。」
私「お断りします。他をあたってください」
立ち去ろうとする私にSはまだ諦めようとしません。
S「お願いです、このとおり!!」
そういって、ついに土下座までしてきたんです。
周りの目もありますし、とりあえず駅の外に連れ出したものの、話はずっと平行線。
結局、根負けしてしまい、
私「わかりました。そのかわり、見るだけですからね。」
そう言って、私は彼を近くの雑居ビルの女子トイレに連れていきました。めったに人が来ないことはあらかじめ知っていました。
・・・長くなってしまったので、続きはレスに書きます。