友人の紹介で1ヶ月程前に出会った男性と、元彼とが
偶然にも、大学時代の先輩と後輩という間柄という事が判りました。
しかも、運動部独特の上下関係の様です。
元彼…30歳=先輩
新彼…27歳=後輩
私…29歳、という図式です。
その事が判明したのは、新しい彼とのデート中に
元彼と遭遇してしまったからです。
『3人で、お茶しよう!』
と、強引に誘われてしまって
新彼も少し気まずそうな顔をしながらも、断れない様子で
私も正直、すごく嫌でした。
元彼には、思い出というには、かなり恥ずかしい内容の事もされていましたし
実際に、頭で決意してからも
体と心の方が引き摺られてしまって
なかなか別れられない日々が続くほど
強い快感に縛られていた恥ずかしい記憶が消えないからです。
最初、新彼に対しては
「ウン、ちょっと…昔の知り合いで」
と、濁して乗り切ろうとしたのですが
しばらく話した後、元彼からは
『もう縛って貰ってんの?』
『相変わらず清楚に見せんのが上手いねぇ~(笑)』
『まだ、アレ…持ってんの?』
という、危惧していた問い掛けが口にされました。
“アレ”というのは、恐らく彼が私に対して使用していた大人の玩具の事で
別れた時点で、私の部屋に置きっぱなしになっていた物です。
『コイツの「イヤイヤ」は、「もっともっと!」だからな!』
『大人しい顔してるけど、根は相当スケベだよ…お前の小さいのじゃ、絶対満足させらんないぜ(笑)』
なんて…まだ、手も繋いでいない彼に対しても
容赦なく、他言できない私の過去を告げられていました。
快楽に溺れて多少エスカレートした事もあったとはいえ
それでも当時は、恋人同士の愛を深める行為の筈でした…
でも、それが別れてしまった今
こうして“弱味のネタ”として、いたぶられているのです。
「気分が優れませんので…失礼します‥」
新彼にだけ頭を下げて、退席しました。
聞くに堪えない、というより
先に口に出される内容を恐れての事です。
その日の夜に、新彼には御詫びのメールをして
向こうからも返信や、その後も連絡を頂いていますが
もう、会える気がしません。
優しくて素敵な人だったのですが…残念です。
それどころか今は、紹介してくれた友人や、その先に迄
「過去の私の恥ずかしい行為が知らされているのでは!?」
と、恐れています。
これはセクハラを超えた、性の暴力=言葉によるレイプだと思います。