大学に入るまでは、大学のセクハラなんて、昔のバブル時代にあった過去の話だと思ってた。その教授は必修科目の担当で比較的、人数の少ない授業だったので一人一人が教授とは顔見知り。私は特に仲が良く可愛がられていたと思う。でも私にあったのは尊敬と憧れだけだった。ある日、教授しか来ない部屋に呼び出され、単位をあげるし、有名な就職先を紹介するというからといわれ、あそこを舐められたり、裸にさせられ写真をとられたり、抱きつかれて一日拘束された。わたしはショックと恐いので抵抗出来なかった。そしてそのまま卒業までセクハラが続き、約束通りに納得いく就職先を紹介してくれた。卒業する日、被害を学校に届け教授は捕まり、社会的地位も名誉もなくなった。私は無事、就職もでき、恨んでいたあいつを地獄に突き落として晴れ晴れとした気持ちで今、キャリアをつみ楽しい毎日を送っている。