いつも下着には気を遣って出勤しています。誰かに見せるわけではないし、厚手のインナーも身につけて、薄っすらと色のラインが見える程度の刺繍がしっかり入ったブラと、お尻が大きめでややラインが見えるか見えないかぐらいの小さめのショーツ。今日は白のシャツに淡いピンクのパンツでカチッとしています。
誰にも手を出されないような清楚な人妻を気取って、心の中は誰かに声をかけられたくて、誰かに手を下されたくて、ひどい目に遭いたくて仕方がない妄想。最寄りの駅まで行く道のりも、人けの少ない路地を。電車の中ではツンとしていけ好かない感じで揺られる。
夜遅くなることが分かっている日には、家族の為にカレーを作ったり温めたら食べられる食事を作っておいて、暗い道をドキドキしながら歩く。
こうなった原因は学生時代にお付き合いした年上の男性。真面目だった私はすっかり彼に、いろいろな形で乱暴されて犯されて襲われてと、そういう形でしか満足できない心身になってしまいました。縛られたり、複数を相手したりもして、ぼろぼろになった挙句捨てられて、心の中では妄想ばかり膨らむ人妻になりました。
主人はノーマルで、主人が気持ちよくなれるように愛を傾けてきましたが、30代の後半になって、若い時に体験したどうしようもないセックスに身を焦がしたくなっています。そろそろ限界。欲求不満になりつつある、世間では大人しめで貞淑なふりをした妻であり、母親です。