自宅の庭にはハーブや雑草を含めた可愛い植物たちで彩っていて、日差しの強くない時間帯に手入れしています。手入れしていると隣に越してきた一人暮らしのおじさまがスマホを持って、私を舐めるような視線で隠し撮りをしていきます。何気ない会話を一言ふた言会話しながら、私を撮影しているようなんです。私の身なりは、汚れてもいいような伸びた長袖のシャツだったり、時代遅れになってしまった古いロングスカートだったりズボンだったり、手袋をはめて汗まみれでという状態で、撮影されるには恥ずかしくて仕方ありません。
しかし、そのおじさまは私のことをいたく気に入っている様子で、隣に越してきたのもどうやら私を街で見かけて、素敵な女性だなと思ったからなんだそうです。まだ幼い子供たちと単身赴任中の夫との暮らしの中で、田舎の片隅で静かに暮らしている私たちですので、どうしたものかなと思う気持ちと、ストーカー気味に隣に越して来たり、盗撮気味に私を撮影しているおじさまの心情を思うと、実際にはいつも濡れてきてしまって、いつか何らかの形で抱かれることになるのかもしれないなとぼんやりと考えてしまいます。最初は半ば無理やりに思いを遂げられそうで、華奢で小柄な私が立派な体格のおじさまに乱暴されるシーンを想像して、何度かそういう目にあううちにおじさまのものになっちゃいそうで怖いです。