想像してみてください。
私35歳、50人足らず離島の小学校へ、3歳年上の主人と赴任したのが26歳の時でした。
生徒は小学校4年生が一人、離島では暮らせないと本土で働き、旦那さんと離婚をして親元に預けている子なんです。
小学校と言っても分校で教室が一つだけでマンツ―マンなんです。
主人は体育を教え学年主任を兼務、私がその他の算数や国語など。
島は漁師と船大工が主な住人でほとんどが60代から80代のお年寄りばかり。
それでも私たちが行くと大歓迎をしてくれ、その日からお魚や庭で作ったと言って野菜などを頂き有り難いと思っていました。
子供に勉強を教えながら夜は漁師さんに誘われて宴会、皆さんいい方ばかりで安心しました。
2年で本土へ戻ると言う約束で子供を作らず避妊しながら夫婦生活をしていました。
1学期が終わり夏休みが終わったころ、主人が2泊3日の本土の教育委員会へ行きました。
主人が本土へ行った夜、寝ていると突然数人の男性が入ってきて犯されてしまったんです。
抵抗しても男数人の力には敵わずされるがまま、一人が終わるとまた一人と交代で私に覆い被さってくるのです。
翌日も朝から夜まで犯され解放されたのは主人が帰って来る日の夜中3時ごろだったと思います。
「いいか、旦那には言うんでないぞ。」と言われましたが言えるはずもありませんでした。
それからは地獄で主人が宴会に誘われると数人の男性がやって来てまた犯されてしまうのです。
主人とはコンドームでの避妊をしていたので生で出されると妊娠してしまいました。
ちゃんと避妊していたはずなのに、悪阻の時から主人は私が浮気をしていると疑っていたようで、子供が生まれるとDNA検査をし、自分の子供出ないと分かると主人は離婚届に記入し島を出て行ってしまったのです。
それでも出産して2か月もするとまた犯されることになったのです。
私は子供を教えることも出来ず、産休を取ると新しい若い先生が赴任してくるのです。
実は私より先に赴任した先生も2年足らずで産休に入り島にいるのです。
しかもそんな若い女性が離島の看護師で赴任してきた女子だったり、介護施設に働きに来た女性だったりと、既婚者独身を入れると数名いるそうなんです。
その独身の女性も当時では二人三人と子供を産んでいたのです。
島の自治会長からは生活や子育てには困らせないからたくさんの子供を産んでこの島を助けて欲しいと言われていたんです。
私の場合、26歳から現在の35歳まで双子を含めて8人子供がいて今もお腹にいます。
子育ては島民の年寄りも見てくれ助かっています。
小学校も人数が増え、若い女性教師も着て子供を産んでくれるので今では私が赴任してきた時の倍の島人口になっています。