高1女子です。
まだ経験もないので、もちろんレイプされたいわけではないんです。
痛いのは嫌だし怖いのも嫌。
だけど、この夏、ひょんなことから何か自分がおかしくなってしまったみたいです。
父の仕事の関係で両親はこの夏はNYにおり、不在でした。
家にはほかに6歳年上の仲のいい兄がいます。
大学を中退したけどソフトウエアの会社に入り、得意のプログラミングで結構稼いでいる、尊敬する兄です。
今はリモワ中心で家事全般なんでもしてくれるので、つい甘えてしまいます。
(私も料理と洗濯はけっこう頑張りました)
夜はいつも兄と映画を見ます。
兄のチョイスで、配信だったり、ツタヤで借りてきたりです。
その日の映画は、ある若手人気女優がでてくるものでした。
「この女優、なんとなく文乃に似てるよな」
と兄が言ってくれ、まんざらでもなく嬉しかったです。
ところが驚きました。
映画中盤に、その女優が黒人数人にレイプされるシーンがあったのです。
悲鳴を上げながら後ろから前から乱暴される凄惨な描写です。
強姦された後、その子が泣き咽ぶシーンは余りに痛ましかったです。
兄はバツが悪そうで、そそくさとリモコンを操作し、終了してしまいました。
「悪い…こんな映画だと知らなかったから…。やっぱこっちにしよう」
別の映画に切り替えました。
でももう私の頭には入ってきませんでした。
終わって自室に戻っても、あのシーンが頭を離れません。
あんなふうにだけはされたくない。
だけど…好きな人だったら…力強くやられたい。
そんな気持ちが高ぶってしまったのです。
私は自分が強引に押しかかられて犯される状況を想像しながら自慰をしてしまいました。
布団を丸め自分がしたから抱きかかえるようにして、下着を外し、自分の手で胸や秘部をまさぐりました。
すると、ものすごい緊張感と興奮で、凄まじい快感がこみ上げてきました。
秘部はびしょ濡れです。
「うあああああっ!」
必死に声を押し殺そうとしましたが、かなりの声量だったと思います。
隣室の兄がすっ飛んできました。
「文乃、どうした?」
私はあわてて布団をかぶりました。
「な、なんでもないよ、へんな夢を見ただけ」
兄は心配そうにベッドで布団にくるまる私を見ていました。
散乱する下着にハッとしたようで、「そうか…じゃ、お、おやすみ…」とぎこちなく去っていきました。
多分、私がなにをしていたのかを見破ったのだと思います。
恥ずかしさがこみ上げてきました。
それ以来、案は妙に私を気遣ってくれます。
かつては「家事、お前もちゃんとやってくれ!」みたいな小言が多かったですが、あれ以降は何かやろうとすると、「無理しないでいいからね」みたいな感じです。
なぜか一緒に映画をみることもなくなりました。
すると、兄のことが気になって仕方なくなりました。
依頼、毎晩、寝る前には、兄に強引に犯されるシチュエーションで自慰をするようになってしまいました。
背徳感が加わることで余計に興奮が高まります。
声が漏れぬように枕に顔を押し当てたり、自分で脱いだ下着を口に押し込んだりして、やってます。
時には制服姿で、あるいは水着だったり…
なんでこんなにヘンタイになってしまったのか。
自分のこの性欲が恨めしいです。
勉強も手につきません。
いっそ兄に告白してやってもらおうか、と考えたことも。
でもそんなことしたら軽蔑され、或いは心配されて、兄が家を出て行ってしまうかもしれません。
悶々と過ごす毎日です。
どうすればいいのでしょうか…