昨年の夏、飲み会で遅くなった帰り道で、無理矢理車に押し込まれ、
誰も住んでいないアパートみたいなところで、レイプされました。
犯人は2人でかわるがわる、私の顔と中に射精しました。その時、何も
せずに眺めているだけの男が1人いました。
数日後にも、レイプ現場を撮ったデジカメの印刷がポストに投げ込まれ、
指定した場所に来るようメッセージが書かれてました。
今度は、男達のアパートに連れ込まれ、まず、レイプ現場を撮ったビデオ
を見せさせられました。ショックで呆然とする私を、男達は何度も犯し
ました。
心配した生理が来て、少し安心したところに2度目の呼び出しがきました。
指定された場所に向かう途中、交番が目に入りました。勇気を出して
優しそうな中年のおまわりさんに相談しました。とりあえず、男達の
アパートまで行きなさい、と言われ、後で来てくれた私服の婦警さんと
一緒にアパートに向かいました。私がインターホンを押して、男がドアを
開けたところで、現場に来ていたおまわりさん3人が部屋に飛び込んで
男達を捕まえました。私を脅すつもりのビデオとデジカメが証拠になり
ました。
ところが、犯人は2人だけで、確かにビデオにも3人目の姿や声はありま
せん。まあ、そいつは手を出したわけじゃないからと思ってましたが、
男達の裁判で私が出廷した時のこと、私の証言が終わって、退廷したとこ
ろで、判事さんに呼び止められました。
「男達がレイプのときに撮ったデジカメの中にあったが、もしかしたら
君が見たという第3の男はこれかもしれない。私はこういうのは信じな
いほうだが」
と言われて写真を見た私は、全身鳥肌が立ちました。
レイプも恐怖の経験でしたが、同時に見えないはずのものを見てしまう
恐怖の経験もしてしまったようです。