レイプされたっていうと「女の子にもスキがあるからだ。」しかもその時、イッち
ゃったっていうと「元から淫乱なんだ。」って言われますよね、誰も同情しません
よね?
でも、あたしの場合も本当にそうなのでしょうか。他の女の人がこういう状況にな
ると誰でもあたしと同じだと思います。
やっと、1年半が経つので書いてみます。
その日は定期試験の最終日で、学校の校門を1時に出ました。
たまたま、友達のリョウ子が、部活だったのであたしは1人で帰っていました。
すると一台の車がすぐ横に止まり、3人乗っていた女性の中のいかにもキャリアウ
ーマンって感じの女性が降りてきて
「女性月刊誌○○の取材で、S女子高生に人気のあるお店を紹介したいんだけど。
教えてくれませんか。」
私は試験も終わった解放感からか、気軽にお気に入りのファンシーショップを教
えて上げました。
すると、その女の人が
「店の前で紹介者の写真を撮りたいので、一緒に来てくれませんか。」そう言った
のです。
私は、「けっこうです。」って断ったのだけど、今日中に記事を持って帰らない
と、「編集長にしかられる」っていうのです。
「学校にヤバければあなたの写真は載せないから一緒に来て場所だけ教えて。」
って車のドアを開けたのです。
あまりに一生懸命だったので、女の人ばかりの車に乗ってしまったあたしは、ス
キがあったと言えるでしょうか?
でも、変だと気づいたときにはもう遅かったのです。女の人たちは「降ろして」
っていう頼みに耳を貸さず、ドアをロックしたまま、あたしをある建物の駐車場に
連れていくと手首をロープで縛り、引きずるように薄暗い大きな部屋に連れて行っ
たのです。
あたしは、丸いステージのような台の上で天井から下がっているフックに手首のロ
ープをかけられると、つま先立ちが精一杯なくらいまでピーンと両腕を引き上げら
れました。
暗い部屋、まぶしいライト、司会者の大きな声、最初何がなんだか分かりません
でしたが
「○○真子ちゃんです。・・・16歳・・・お嬢様学校・・・S女子高・・・正真
正銘の処女・・」
あたしのことを紹介していたのです。
後になって分かったのですが、恐ろしいことにあたしは、なぜか、なぜかSMク
ラブに連れてこられたのでした。(でもなぜあたしがバージンって知ってたのだ
ろ?)
目が慣れてくるとお客さんがたくさんいるのに気づきました。顔をサングラスで
隠したその人達はあたしの立つ台の周辺にすり寄って来ます。ぞっとしました。
「あたし、そんなんじゃないんです。無理矢理連れてこられたのです。誰か助けて
下さい。」
助けてくれるどころか、みんな食い入るように見ています。
ステージ?でも、とても芸能人の気分ではありません。
おしゃれだから気に入っている膝丈の制服のスカートも裾が気になります。夏だっ
たのでハイソだけの生脚です。下から見ると中まで見えているかも・・・・あたし
は、悲鳴にならない泣き声をあげながら体をくねらせました。でもロープははずれ
ません。
すると、何と言うことでしょうあたしが立つ床の隙間から扇風機のようなものが回
りはじめ風が吹き上げられたのです。スカートの裾を押さえることも出来ず、あた
しの下着と下半身は男の人たちの目に晒されました。歓声があがりました。
脚をくの字に曲げると吊り下げられた体重がロープの手首にかかり、痛くて我慢
できません。
司会者はあたしの刺繍をあしらった白いパンティーのことや女性らしくなった体
を恥ずかしい言葉でからかうようにみんなに解説しました。さわりにもきました。
あたしの大切な体を・・・
あたしは、泣きながらもジッと目を閉じ唇をかみしめて耐えていました。
はやく、嵐が過ぎさってくれることを祈って。
でも、次にステージに現れた裸の男の人は、あたしの片方の膝にロープをかけ
て、そのロープも天井から 下がっているフックにかけて引き上げ始めたのでした。
あたしは、チアリーダーのハイキックのように片足を痛いくらい高く上げさせられ
たのです。
やっぱりこれ以上はもう書けません。
書き出したのに勇気が無くて ごめんなさい。