だれにも秘密にしているわけじゃないし
トラウマってほどでも
精神的には安定してるし
フラッシュバックすることもない
ただ性的な事や
対人的な事に
深く影響している原体験
なんだろうな
思い出してオナニーすることなんてないけど
学校帰りに自転車で土手沿いを走っていた時のお話しです
もう少しで家に着く距離でした
ジョギング中のフードを被ったおじさんが向かいから走ってくるのは視界に入っていました
なんの警戒心も抱く事なく、すれ違おうとしたわたしに向かっておじさんが近づいて来ます
避けようと進路をずらした自転車の前におじさんが立ち塞がりました
おじさんはわたしの手首を掴み引っ張ります
わたしはよろけながらもなんとか体勢を保ち倒れる事はありませんでしたが、自転車はその場で横になりました
今思えば、と言うか客観的に考えて、体当たりでも何でもして手を振り解きすぐに逃げなきゃだめ、大声を出すだけでもそういう人達は逃げ出すよ、など思いますが
当時のわたしは突然の出来事に何も考えられず頭の中はただただ、え?え?の連続でした
おじさんに引っ張られ土手を降り、川にかかる橋の下に着いた時おじさんはわたしの手を離しました
なんだったんだろう?なんでここに連れて来たんだろう?まだわたしは事態を飲み込めていません
おじさんは「脱げ」とわたしに言いました
理解が出来ずおじさんの顔を見つめるだけのわたしにおじさんの手が伸びます
その手を目で追いかけるとおじさんは両手でわたしのシャツをちからいっぱい左右に引きちぎりました
頭が真っ白、ううん違うな、今思い出すと恐怖でしかないけどその時は現実感がない白昼夢のようなそんな感覚と
これは何か意味や理由のあることでもう少ししたらそれが解るだろうから経過を観察するような
思考停止
おじさんはわたしのブラを上にあげ
胸を乱暴にさわりました
ざらざらとした感触がとても痛かったのを覚えています
どれくらいそうされていたのか記憶は曖昧ですが
思い出せる次の記憶はパンツが引っ張られる感覚です
その瞬間、ようやく頭の中にアラームが鳴り響き堰を切ったように感情が溢れ出し
わたしは叫びました
それは嫌!、だったか
それはダメ!!、だったか
とにかく初めておじさんに拒絶の意思を伝え
その場に崩れ落ちながら声をあげて泣きました
すこし落ち着いた時にはその場に誰もいませんでした
とにかくお家に帰らなきゃ、それしか頭にはありませんでした
お家に着くと、わたしの姿を見たママは一瞬驚いた顔をしましたが
すぐに抱きしめてくれました
お兄ちゃんはおれちょっと見てくる、と外に飛び出しました
今思うと、そんな家族がいたからぎりぎりの所で踏みとどまれたのかもしれません
その後は警察の人が来たり
病院に行ったりな日々でした
同情してもらいたいわけじゃありません
ただもし同じような経験をした女の子と出会ったら
きみは何もわるくないよ、って言ってあげて欲しいです
読んでくれてありがとうございました
ぜんぶうそ
かも