ちょうど武漢で新型ウィルスとニュースになる前、私たちはバンコクにいました。
旅行計画の段階ではプーケットに10日間滞在する予定でした。ですがタイ旅行が今回で3回目の私(33)は友達の梨花(29)に「2日間くらいバンコク立ち寄らない?社会見学みたいな感じでさ♪」とスケジュールを提案したのです。
プーケットは誰もが知るリゾート地ですがバンコクは独特の雰囲気を嫌がる人もいるので聞いてみました。
すると臆病な梨花は「えー。バンコク?なんだか怖いなぁ」といいつつも私からの提案に同意してくれたのです。
そして旅行が始まり予定通りプーケットでの7日間は無事に終わり次はバンコク空港へとタイ国内線で向かいました。
すると空港を降りて、あの悪魔の男にターゲットにされた瞬間から私達の運命は決まっていたのです。
空港から私達は予約していたホテルに向かおうとしました。すると人相の悪い男が現地語で「オネーチャンたちバンコク初めて?案内してあげるよ」(想像)みたいな感じで近寄ってきました。
私達は断ろうとしましたが男は私達の旅行バッグを勝手にボロボロのタクシーワゴン車に積み込み、「乗って乗って」と急かしてくるのです。
海外ではよくある事なので「いわゆる強制観光ってやつかw」と最初はまだ余裕がありました。
強制観光ってのは頼んでもないガイドに色んな場所に連れて行かれ割り増した値段をふっかけてきて中間マージンをとる古典的なボッタクリです。
タイのぼったくりなんてたかが知れてるので本来より2割〜3割くらい高い金額でゾウ乗り場、ガソリン代、博物館、ショッピングモールと連れ回されました。
最終的にはホテルまで届けてくれるハズなので少し余分なお金を男にとられただけで命の危険まではありません。
これもバンコクらしい思い出になるかな。なんて思ってました。
ですが男は別の商売に私達を使えると思ったのでしょう。
男はワゴン車の運転手に行き先を伝えると、運転手の男と口論になってました。当然、私達には何故口論しているのかわかりません。後で思えば男は「これからレイブをするから山奥へ行け」と命令し、「運転手はそこまでやるのかよ?聞いてないぞ?」みたいな?そんな感じとも受け止めれました。
するとバンコク市外へと車は進み、風景を見る限り明らかな貧困層のエリアまで連れて行かれました。私達は不安になり内心(大丈夫かな。。)と思いつつも私は梨花の事を案じ、梨花は私の事を案じお互い「へーきへーき♪」みたいな素振りをしていました。
そして民家や田畑すらない荒野まで連れて行かれると、そこで男はボールペンをナイフみたいに突き出し、おそらく「静かにしないとコレで突くぞ」みたいなジェスチャーをしました。そして男は私達の旅行カバンを開けるように命令し、私たちは「物取りだ。。。」と言った後、あまり男を刺激しないようにいう事を聞いたのです。
男は金目のものに興味がある様子ですが、残念ながらタイにくるのに金目のものなど持ってきません。日用品と基礎化粧品や充電器くらいのものでバッグやアクセサリー等は見つかりませんでした。すると男は日本製の服だと思ったのでしょうか?これは古着屋に売れる売れないみたいな感じで衣服の一点一点をチェックし、必要なものは自分のゴミ袋みたいな大きな袋へ。いらないものは旅行トランクに戻していました。
すると男は私達の下着まで手に取り、ニタニタしながらそれも自分のゴミ袋へと収納していったのです。梨花は私に「がまんがまん」と言いました。
すると男は下着をとった事で性的欲望も果たしてやろうと思ったのでしょう。「今来ている服も脱げ。ここにある不要な服に着替えろ」みたいに言ってきたのです。「チェンジ!チェンジ!」と英語を使っていました。
私達は屈辱感に満たされながら男の指示通り、バンコクに入った時にきていた割とマシな服を取られ、男がいらないといったTシャツや短パン類に着替えさせようとしました。すると男は私達が下着姿になった段階で、「下着も脱げ」と言ってきたのです。
もちろん「ノー!」と言いました。すると男はボールペンを振りかざし「刺すぞ!刺すぞ!」みたいなジェスチャーをするのです。これには梨花が怖がってしまい。「いう通りしようよ。一番大事なパスポートやカード類は手をつけられてないし。」と言ってきました。財布も見られましたが二人ともクレジットカードのデザインがキャラクターものだから助かったのかも知れません。
私がバンコクに行こうと言い出したからこんな展開になったんだと責任を感じました。梨花だけはなんとか回避できないかと思い私が先に自分のブラとパンツを先に脱ぎ男に手渡しました。
すると男はまたゴミ袋にそれらを収納すると今度は梨花にも脱げと指示しました。
あっという間に私達は全裸にされてしまったのです。
すると男は梨花の方が好みだったのかもしれません。梨花の足首をもって自分側へと引きずりよせるといきなり挿れてこようと男のアソコを梨花のアソコに押し付けているのです。
「ヤダ!!」と梨花は悲痛な目で私を見てきました。すると私は不思議と何故か義憤が湧いてきて「入れるなら先にコッチに入れなさいよ!」と男を梨花から引き離し、自分の股に男の頭を押し付けました。
何故こんな勇気が出てきたのかは分かりませんが、きっとバンコク行きの提案で梨花を巻き込んだ申し訳なさもありますが、私ならこの被害から立ち直れる自信があったのです。ですが梨花は無理な気がしました。ショックで立ち直れないと思ったのです。
すると男はこっちが先でもいいか。って感じで私の足首を掴んで引っ張ってきました。
案外冷静でした。濡れてないので入れにくいだろうな。とか運転手はグルなのかな?もしかしたらこの人も臨時で雇われただけなのかな?とか考えてました。
運転手は犯罪傾向のない真面目な人なのか、もう見てられない。俺は関係ないって感じで車の外で木陰に隠れてタバコを吸っていました。
冷静な私は「梨花、この男、私と終わったら梨花の方にに行くと思うから今のうちに服を着て!私が気を引いてるから!」と言いました。
本当はやりたくもありませんが梨花に服を着せるために私は男にフェラして行きました。
男は「アーォ、、、アーォ。。」とか言ってました。マジで噛み切ってやろうかと思いました。
梨花は素早くズボンとシャツを着ましたが、男はまた梨花にボールペンを見せて脅していました。私は「無視!」と言いました。
男は私からフェラされながら「チャイナ?コリア?」とか聞いてましたが無視しました。日本といえばこの男に俺は日本の婦女子を制覇したんだぜ。と思われるかもしれません。民族の誇りとしてそれだけは言えませんでした。
私はフェラを続けながら、「なんとかコイツから逃げる方法考えないとね」と言いました。すると梨花は「エミごめんね!」と謝るので「そんなこといいからアイデアない?」と会話しました。ですが梨花は「えーと、、えーと、、、」と完全にパニックになっているのです。
こうしてる間、男はとうとう入れてきました。
(何かいい方法、、、、)って考えてもカラダは正直です。中で動かされると声が自然と出てきました。
するとふとアイデアを思いついたのです。
エミ「あ!梨花!今のうちに助手席行って!」
梨花「助手席?」
エミ「うん!この後、梨花のところに行くハズだから梨花のところにいくとなると一回車でないとダメでしょ?この運転席と後ろの間に強盗除けみたいなアクリル板で遮蔽されてるから!」
梨花「そのあとは?」
エミ「運転手が梨花を襲うために車から出たらドアにカギかけて運転席いって車発進させて!エンジンかかってるし!そしたら荷物も全部助かるしコイツと運転手置いていけるじゃん!!」
梨花「わかった!」
そうして私は男の気を引くために男に座位でまたがり「あっ!!!あっ!!!」と腰を振って大きな声をあげて感じてるふりをしました。
その間、梨花は車から出て助手席へ。移動している間、梨花は私と男の絡みを至近距離で見てらんない(>人<;)みたいなジェスチャーをして割と自然な動きでした。
あとはどのタイミングで私が抜け出すかでした。このままさせてたら中出しされる可能性もあります。
私はある程度、自ら腰を振り男の様子を見ながら(そろそろかな!?)と思い男から抜け出すとフェラに切り替えました。するとナイスタイミングだったらしくフェラしたらすぐにドクドクと出してきたのです。
そして梨花も頑張りました。シャツをあげてオッパイを男に見せて誘ってる仕草をしたのです。
男は次は梨花の番だと思ったのでしょう。車から出て助手席へ行こうとしました。
そのタイミングで!
エミ「今よ!!車走らせて!!!」
そういうと梨花は運転席へ飛び乗りすぐに車を発進させました。私たちの咄嗟の行動にフル◯ンの男と運転手が唖然と驚愕した表情で何か言いながら追いかけてきました。
ですが梨花もちゃんと復讐してました。100メートルくらい真っ直ぐ進むとUターン。そして後方にいた男に突進していき、「あわわ((((;゚Д゚)))))))」ってなってる男の寸前でハンドルを切り◯人未遂w
そして私達は奪われたもの全てを取り返し逃げる事ができたのです。
ただ。。嫌なものを最後に見てしまいました。
男の衣服や財布も私が確保する結果となったのですが、警察に言う前提で身元確認のために男の財布を見たのですが、なんと明らかに病院にいるガリガリの女の子の写真が出てきたのです。他にも男に女の子がキスしている写真もあったので確実に親子なのでしょう。
男のした事は決して許される訳ではありませんがもし男が逮捕されたら罪のないこの子はどうなるのだろう。父親がコソ泥しなければ生きていけない貧困層の現実を見た気がしました。すると不思議と憐憫の情が湧いてきたのです。
やっぱり私は立ち直りが早かったです。
立ち直りが早い理由は過去に海外渡航で黒人と3Pした経験とか色々あるからでしょうね。
なので今回の出来事は全部バンコクに置いて帰ろうと思いました。
あ。新宿つきました。降ります。