半年以上前の蒸し暑い夜のことでした。しかもこの辺りは東京と異なり、窓が開いている家が多かったと思います。
私の住むところは、まだまだエアコンを夜中も使い放しの家は少ないのです。その日、私たちが寝ている部屋は、薄
暗い室内灯がぼんやりと灯っていました。今から思えば、ストッキングで顔を覆っている男が侵入していたなんて…。
汗が噴き出していたあの夜のことは、忘れたくても忘れられないのです。
ゴトッと音がしたようでした。私が目が覚めると、夫が起きて「様子を見てくる」と言って部屋を出ていきました。
隣はリビングだったので、灯りをつけて様子を見るのかと思っていました。しばらくして、何かあったのか、足音が
近づいてきたのですが、様子が変なように思えて…。
ドアが開くと、私は小さな悲鳴を上げました。夫は手をねじ上げられて首筋にナイフを突きつけられていたのです。
「騒ぐな。騒いだら夫婦そろって殺す。」「わ、わかった」と夫はおびえきっていました。「奥さん、まず金目のもの
を持ってこい。そしてそのまま、ここに戻れ。余計なことをすれば二人とも…。分かっているよな。」男はゆっくり
とドアの前に立ちました。
私たちの給料の残りの十数万円程度を取り上げると、今度は私が羽交い絞めにされて、首にナイフを突きつけられ
てしまいました。「旦那さん、奥さんを助けたかったら、素っ裸になれ。逃げられないようにな。」夫はのろのろと
Tシャツを脱ぎ、ハーフパンツに手をかけました…。
「さあ、金も手に入ったし、後は玩具で遊ぶか。」男は卑猥な笑い声をあげました。
私たちは後ろ手に結束バンドで縛られ、粘着テープで口を塞がれてしまいました。夫は目も粘着テープで覆われてし
まいました。抵抗できないように、逃げ出しにくいように、私たちは全裸にさらされてしまいました。お互いに男か
らナイフを首筋に突きつけられて、私たちは男の言うがままに行動するだけでした。
男も全裸になると、夫の局部にナイフを突きつけました。「逆らったら、切り落としてやるからな。」その前に抵抗
した夫は、股間を数度も殴打されてしまい、体毛をライターの火であぶられて、完全に恐怖に支配されたようでした。
夫は仰向けの身体をよじろうとしただけだったのに…。「嫁が殺されてもいいのか。」口を塞がれた私は、首を激し
く左右に振りました。そして覚悟を決めました。たとえ夫の前でレイプされても命だけは助かろうと…。「同じよう
にしたら、今度は嫁の毛を焼き切るぜ。」夫は完全に無抵抗になった。「奥さん、旦那がもう抵抗できないように、
してやるよ。殺されるよりつらいかもな。」
私は、涙を流して首を振り続けました。このまま夫が殺されてしまうのではないかと。「しっかり見ないと、旦那
のもの切っちゃうぜ。」男は、ビニールの手袋をはめて、夫の肉棒をしごき始めた。左手で夫の身体を刺激しながら、
右手でしごいています。しばらくすると、夫は勃起し始めました。「ぐっ、ぐっ、」とふさがれた口から夫の声が漏
れます。男は、二つの動作をひたすらに続けていました。すると、夫が次第に限界に達していることが分かりました。
「ぐぐっ。ぐぐっ。」と声が激しくなって、結束バンドで結ばれた以外の指が激しくうごめいました。
男は非情なままに手をしごき続けました。「ぐぅわぁ」という悲鳴がくぐもって聞こえた途端、夫の体液がほとばし
り出てきました。男はしごき続けました、体液がすべて出尽くすまで…。夫はうめき続けていたのですが、やがて不
抜けたように倒れこんでしまいました。「まだ、もう一つあるぜ」と言うと、夫の萎んだ局部を鷲づかみました。
「ぐっう、ぐっう」と悲鳴をあけた夫に、「握りつぶされたくなかったら、俯せになって尻を高く上げるんだ。」と男
はつぶやきました・・・。
後ろ手にかけられた結束バンドのまま、夫は男が持ってきたプラスティックのペニスを肛門に突きつけられていまし
た。小刻みにふるえていましたが、目隠しされたままでは、何が自分に起こっているのかわかりません。そのことが、
夫の恐怖心をかき立てられているようでした。
「嫁がおもちゃにされた上に殺されたくなかったら、わかっているよな。おとなしく、前も後ろも犯させろ・・・。」
私は口を塞がれていましたが、号泣していました、男は「旦那は、これで両刀遣いになれるぜ」と声をかけたようでし
た。「ううえ」と夫は悲鳴をあげましたが、すぐに首に突きつけたナイフで、おとなしくなりました。肛門に台所から
持ってきたサラダ油をかけていました。「さあ、二度目のお楽しみだ」と男は、つぶやくと、手に力を入れました。プ
ラステイックのペニスは、ズブズブと入ってきました。夫の「ぐぅあ」と悲鳴が聞こえましたが、男は数回しごいたよ
うでした・・・。
夫は、全く身動きしなくなりました。すると夫は、股間の体毛をすべて剃られてしまい、ありとあらゆる屈辱を私の
目の前で施されてしまったのでした。その後、男は夫の足の親指にも結束バンドをかけて、完全に夫を芋虫にしてしま
いました。
「さあ、今度は奥さんの番だな」私は、怯えきって首を激しく横にふりましたが、すぐに羽交い締めにされてしまい、
乳房を鷲づかまれました。「俺の言いなりになれば、命は助けてやる。わかったか。」私は「うう」と泣きながら頷き
ました。男は私の髪の毛をつかむと、夫のそばに放り出しました。「仰向けになって脚を開け。」私は、絶望感から観
念して脚を投げ出しました・・・。
男は、ただ犯すだけでは満足できないようでした。私の全身にサラダ油を振りかけて、一つ一つ様々に身体を丹念に
揉みくだきました。乳房、乳首、耳穴、うなじ、臍、そして膣・・・。最初は、耐えようとしていましたが、男の動き
に恐怖が次第に変化を見せ始めてしまいました。自分の意思とは反する意識に必死に抗っていたのですが、完全に自由
を奪われた私は、完全に男の支配下になってしまいました。それは夫婦関係の崩壊でもありました。私は涙を流しなが
らも、完全に男のコントロール下になっていました。
散々しごかれた体液で潤った膣を、舌を遣いながらクリトリスを唇でかみつづけられると、激しく身もだえてしまい
ました。「いけ、いけ。いってしまえ」と男は叫んでいました。男は固くなった下半身を膣にあてがうと、スルリと入
ってしまい…。「うう、うう」とくぐもった私の叫びを聞きながら、何度も何度も膣に男は体液を打ち続けたのでし
た・・・。
シャワーを浴び、ジョガーの姿にもどった男は、捨て台詞を浴びせて、縛られたままの全裸の私たちの家をあとにし
ました。
「警察に訴えたかったら、行けばいい。行ったところで、2人の痴態がインターネットに上るだけ。おとなしくして
れば、2度と来ないよ。出方次第じゃ、もう一度来てやるぜ。その時は、もっと楽しませてやるから。」
私たちは警察に訴えることはできませんでした。当然、翌日の新聞にもテレビのニュースにも、男のニュースは全く流
れませんでした…。