どのくらいそこにいたのかわからないくらいでした。いつの間に眼前に星が見えていました。周囲は茂みで自分がどうしてそんな場所にいるのか、意識がはっきりするにつれ、悲しみと悔しさが一気に襲ってきた私でした。ゆっくり身体を起こすと、口の中で少し血の味がしました。身体のあちらこちらが痛く、特に下半身に気持ち悪い感触と苦痛と違和感がありました。全裸ではありませんが、アレされた後だと一目でわかる感じで。辺りを見回すと、私が身に着けていたモノがあちこちに点在していました。ゆっくりと拾い集めているうちに視界が涙でぼやけていました。特にお尻が痛くて、恥ずかしい部分よりお尻のほうが痛くてたまりませんでした。ドロッとした汚い液体が感じられ、身体を引き裂いて、それを全部、取り除きたいという気持ちが強くあったと思います。青白くひきつった顔でソコをあとにした私。後ろにだれかいないかとオドオドしながら。近くにコンビニがあって明かりが見えた時、正直ほっとしました。トイレの個室を借りた時やっと自分の髪が乱れていることに気付いたくらいでした。