二人の男にいいようにおもちゃにされた。
服こそ着てるけど下着はどこに行ったか分からない。
持って行かれたのかも知れないし、捨てられたのかも知れない。
年に数回、無茶苦茶にされたい気持ちが抑えられなくなる。
そうなると、露出の多い服を着て車で普段いかないほど遠くの街に出かけて、
夜の街を彷徨ってナンパしてくる男を探す。
今日は二人組の男。誘われて飲みに行って二人に挟まれて飲み始めてすぐに二人の手が
私にボディータッチを始める。
気にしないフリをしながら飲んでいると、段々エスカレートしてくる。
寄せてくる唇にキスすると、抱きつかれて出ようと囁かれた。
どこをどう歩いたのかわからない内に、人気のないグランドに連れてこられて
ベンチの裏に連れ込まれた。
私から手近な男に抱きつき、ひざまずいてベルトを外し、下着と一緒に下すといきり立ったものが
目の前に現れた。しばらくしゃぶっていると、もう一人の男に引きはがされ、私の前に立ちはだかる。
同じようにその男のものをしゃぶり始める。
二人の男は、目の前にいる女の服をはぎ取ろうとする。
私は、服を破かれないように、自ら服を脱ぎ、スカートを落とす。
二人の男に言われるまま、されるままにされながら、「もっと激しく」、「入れて、入れて」と求めてしまう。
使い捨てにできる女を手にした二人は、どんどん激しく、どんどん卑猥になっていく。
私は、泣きながら行きずりの男におもちゃにされる快感に酔う。
何時間か過ぎとき、私は突然帰ると言い、着ていたものを探した。
服とスカートはすぐに見つけたが、下着がない。
でもそんなことは、もうどうでもよくて、あるものだけを持って裸のまま駆け出した。
二人は、おもちゃに飽きたのか、追ってこない。
しばらく走った後、そばにあった車の陰で服を着て線路沿いの道を歩いた。
そして駐車場に止めた自分の車に辿り着き、車の中に駆け込むと、声を上げて泣いた。
嗚咽が車の中に響いていた。ひとしきり泣くと誘われた飲み屋でも一滴のアルコールも飲んでいなかった私は、
車を発進させ涙に揺らぐ景色の中、家にたどり着いた。
終わった後は、情けなくて猛省するのに繰り返してしまう。
今も涙が止まらない。