ふりまわした腕が一人の男に当たってかなりのダメージを与えたのも覚えています。
しかしすぐ、タオルみたいなので目隠しをされ、ガムテープで口を封じられました。
押さえつけられ、後ろ手に縛られる中で、これからされることを考えると涙が出てきます。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、ふくらはぎ、もも、そして服の上から胸へ…と。男の手が気持ち悪く私の体をはいまわりました。
「ここの制服最高」とか「かわいいパンツはいてるね」とか
「もうちょっと胸は大きいほうがいい」とか
勝手放題いってるやつらの手や舌が。
恐怖と吐きそうになる気持ちの中で、車はずいぶん長い間走っていたと感じました。
後でわかったのですが、連れて行かれたのは山の公園へ行く途中の駐車場にある身障者用トイレでした。
中学のときまで親に何回か連れて行ってもらったことのあるけど、20分くらいで着く距離でした。
抱えるように車からトイレに連れて行かれた私の前で、やつらはじゃんけんを始めました。
順番を決めていたようです。
それからのことは、実はあまり覚えていませんので箇条書きにします。
・ひじやお尻にかなりの擦り傷を負っていたのですが、そのときのことも覚えていません。
・下着をずりおろされたとき、あ、もうこれで奇跡は起きないんだと観念しました。
・その瞬間まで自分が汚される恐怖に脅えていましたが、実際には、そんな抽象的なものではなくもう痛くて痛くてたまりませんでした。
・抵抗する気力もなくなり、痛みを耐える感覚にも慣れてただ嵐が過ぎ去るのを待ってたころ、いきなりタオルを外されたかと思うと、唇に気持ち悪いものがぬめっときました。キスをされたようです。そこで我にかえって首を振って抵抗しました。実は、彼氏いない暦16年だったんで....。
・やつらの笑い声が聞こえてきたと思うと、面白がったのかさらに唇をあわせてきました。タオルとガムテープの奥から嗚咽を始めた私に、やつらはさらにむごいことを続けました。
性欲を満たすだけなら、あんなこと...しなくていいでしょ(涙
面白がって、石なりびんなりをを入れたりとか、竹の柵に縛り付けたりとか。
ただ、哀願するだけでした。でも、逆効果だったみたいです。
言いたくないことも、ピースサインを無理やり作らされて言わされました。初恋の人の名前とか....
・また、記憶が薄れて気が付くと、自分で毛を剃ることを強要されました。その屈辱感からかすかに覚えています。
・しばらく気を失っていたらしい私が、お尻の冷たさとしみる感じに目を覚ますと、両手が後ろで水道管に縛り付けられる最中でした。感触から多分私のスカーフだったと思う。
脚も広げられて、それぞれ足首をモップの柄(これも後でわかりましたが)で縛られました。お尻の冷たさは便器の水だったわけで、今にして思えばとってもみじめな姿してたんですね。私(笑。
ただ、そのときはとっくに気力もとっくに失せてたのでされるがままでした。
・それから、ビチャ、ビチャと何か冷たい物が投げつけられ肌や顔にくっついたと思うと、生あたたかいものを次々にかけられました。尿だったんですよね。あとで臭くなったし...。
自慢の髪や、まだ身に着けていたらしい衣類にしみこんでいく感触は今でも忘れられません。お風呂で髪を洗うときにフラッシュバックしちゃったりします。その後やつらは脅すようなせりふをはいて去っていったようです。
何を言われたのかは覚えていません。
・それから、どれくらい時間がたったか....。お尻の部分は水につかったままでさっきまで手荒に扱われた部分が滲みるし、痛しいもう。だんだん感覚がなくなってきました。
あれやこれやでべたべただった体や制服はだんだん乾いてきたものの、蚊にはは刺されるわ...。
私はしばらく、排泄や嘔吐を繰り返しながら、薄れゆく記憶の中で夢であってほしいと願っていた気がします。
・次に、気がつくと私は担架に乗っていました。光が少し見えたので昼になってたようです。
まわりからざわざわと人の声が聞こえたのを覚えています。
股間はとても痛がったです。あとで病院の人から相当ひどい裂傷を負って化膿しかけていると聞きました。
そのまま救急車で病院に連れて行ってもらい、やっと私の悪夢のような一夜は終わりました。