夏休みのテニス大会の帰り道でした。友達はほぼ一回戦で敗れてしまい、付き添いの親と先生は3回戦までは居たんですが、 部活の親の会の会長さんの意見で全員が帰ってしまいました。結局は決勝戦で負け準優勝に終わりました。疲れ切って、下を向いて歩いていたら突然道の前を塞がれます。
避けて歩こうとすると、何か音がして痺れると言うか痛いと思った瞬間に意識が飛んでいました。目が覚めた時は知らない部屋でした。男の人達の笑い声で、徐々にここに連れて来られた事を理解します。『帰してください』と言うと、厭らしい声で笑います。『ヴァージンだろ?』顔が恥ずかしさで真っ赤になります。『中1ならヴァージンだろ。』『分かんないぞ、ショウボウの売りまであるから』この当時は言葉の意味が分かりませんでした。