最初に呼び出されたのは、去年の夏。
「真っ白なワンピースで」
その一言だけメールで送られてきた。
多分、オジサンだろうなとおもった。
みんなは、夏真っ盛りでデートやリゾートで楽しんでるのに・・・。
あたしは・・・。
これから、犯されにいく。
レイプされるためメイクして、服を選んで。
バカみたい。
いつものマンションに着く。
今日は曇ってて汗ばみもしない。
マンションのエレベーターに乗り「34階」を押す。
高級マンションだからって、寒いくらいのエアコン。
当たり前に流れてるクラシック音楽。
溜息をいくつついても延々とエレベーターは昇って行く。
『チーン』到着音がして、エレベーターの扉が静かに開く。
めまいがしそうだった。
ゆううつ。
指定の号室の前に来てチャイムを鳴らす。
『ガチャ』
金属音がして、扉が開くと40代の背が高くて細身の男性が現れた。デニムのパンツに傘のマークの白いニット。【ああー、なんのブランドだっけ・・・傘、傘のマーク】
そんなことを思っていると、その40代の男性が、なにやら私に説明してるみたいだったが、全然、耳に入ってこなかった。
うわのそら。
すると突然、そこに二人くらい?屈強な男たちに気づく。
瞬間。
私はその、府照りの男達に両方から腕を掴まれ、寝室へと連行されてゆく。
ベッドに乱暴に私は、投げ捨てられた。
一人の男が、わたしの前髪を掴み、わたしを引き起こすと間髪入れずに右の頬を大きな掌で打つ。
つぎは、左。次は右。
右に左にと、順番に。
私が、なみだを零しはじめるまで、それは続けられた。
前髪を掴まれていた手が外れると、私の身体も力なくベッドに崩れていった。
【ああ、まただ。】
ぐったり力なくベッドに横たわる私は、男達により仰向けにさせられると、胸元からブラジャーもろともワンピースを引きちぎられ、白い乳房が現れる。
男たちは無言でそれを力いっぱいにもみ潰す。
乳首に歯をたてて血が滲むまで噛む。
もう痛みもどこかいってしまったみたい。
男たちは乳房に飽きると下半身に興味を示す。
勿論、愛撫なんてない。
やがて、股間から全身を引き裂くような激痛を伴って、男たちが入れ替わり立ち代わり侵入してくるのだ。
片方が子宮めがけてピストンするともう一人は、わたしの口を使い、交代する。
代わる代わる私を犯した男達から開放された時には、もう、日付が変わってる時間だった。
それが始まったのは、些細なことだった。
(たった、二時間で日給35000円)
これに釣られて面接にいった私がバカだった。
面接会場にはいるやいなや、わたしは4人の男たちに犯され動画を撮られていた。
その動画で親を呼び出され、親が人質にされてしまったのだ。
24時間監視され、スマホは取り上げられ、メール機能しか持たない特殊なキャリアーをもたされていた。
続く・・・かも