彼氏とデートする約束でした。
待ち合わせ場所でいくら待っても現れず。電話もLINEも未読のまま。
しばらく待っているとスーツを来た男性が近付いてきて
いきなり「貴女の彼氏様の使いで来た者です」と言われました。
何事か分からず動揺していると彼氏のフルネームと私の名前言って
「彼氏様の待つ場所までお連れ致しますので、どうぞこちらへ」って
イブだったからかもしれません。彼氏のサプライズかもしれないと。
そう思った私は男性の後ついていきました。
路上駐車した車、白色の高級車でした。
後部ドア開けてくれて何のためらいもなく乗り込んで。
「サプライズがありますので、コレをお付け下さい」と
アイマスク渡されワクワクして何の疑いも持たず付けていました。
車が発進して、ETCの音で高速に乗ったところまで覚えています。
乗り心地の良さなのか、何かされたのかわかりませんが眠くなって
目が覚めるとそこはログハウス調の建物の中でした。
暖炉があって、ボーッとしてる意識の中で人影が見えて
きっと彼だと思いました。でも違いました。
どんどん鮮明になる視界で見えたのは見知らぬ男性4人。
あの迎えてくれた紳士もYシャツ姿で談笑していました。
「あの、、、彼は何処に居るんですか」かすれる声で問うと
「姫様のお目覚め~~♪」って声がして、、、