大学2年の夏、友人の美咲と海外旅行に出かけた。私は渡航は初めてでは無かったけど
美咲は初めての国際線だったので、関空からハイテンションだった。
私は容姿なんか超普通で目立つほうでは無かったが、美咲は美人の巨乳という、男の子の
大好物な感じだったので、たぶん自信もあったのだろう、少し浮ついた感じのする子だった。
タイのプーケットというところで一週間という行程だった。いろんな場所に、あわただしく
行くのでは無く、ゆっくりとした滞在型を希望したからだった。
プーケット島はアジアでも指折りのリゾートだ。一時期は、日本から売春目当てで観光客が
押し寄せたりしてイメージは良くなかったが、最近は女子旅の観光客も増え、にぎわっていた。
私たちは、スキューバを楽しんだり、ビーチで時間をゆっくりつぶしたりしていた。
派手なビキニの日本人二人は、たまたまそのビーチでは珍しかったのだろう、何組もの男の子達が
声を掛けて行った。その中で美咲の興味を引いたのは、韓国人の男の子の3人連れ立った。
マッシュルームカットのイケメンだったので、美咲は嬉しそうに夜のバーでの再会を約束した。
待ち合わせをした、バー「Q」は地元民が入る事の出来ないセキュリティーがしっかりした地域の
中の繁華街にあった。5人はかなり強いお酒を飲み、楽しく盛り上がった。特に、私から見ると
コリアンの3人は美咲がお気に入りらしく、私なぞ放置で甲斐甲斐しく美咲に取り入っていた。
スタイルに自信のある美咲は、そのバーに行くのにも、ビキニに上着を着ただけのような格好だったので
私は少し心配だった。外国人は信用できない・・なんて言わないが、その美咲の不用心すぎる雰囲気が
なにか危なっかしい感じだったからだ。
さんざん飲んだ後、韓国人は、自分たちのコテージに行こう、カラオケもあるからと誘った。たぶんお金持ちの
子息なのだろう、もう1っか月近くこの場にいるという。
美咲は普通にOKしてしまったので、私は断ることができなかった。タクシーで5分ほどの、一軒一軒が水上に
あるコテージだった。そこでまた酒盛りやダンスをして盛り上がったのだが・・・
そろそろ帰ろうと私が提案すると、韓国人がそれでは最後に乾杯をしよう、それからホテルに送る・・・と言った。
5人はピンク色のカクテルで乾杯をした。美咲はすでにべろべろだったのだが、上機嫌で一気飲みしていた・・・
私が目を覚ましたのは、胸が苦しく吐きそうになって、自分で何か叫んだような気がしたからだ。少しづつ意識が
はっきりしてきて理解したのは・・・
全裸の私は、両腕をベッドの端にそれぞれ縛り付けられ、男が上に乗っている事だった。声を上げようにも、吐き気が
激しくて嘔吐をこらえるのに必死で、どうにもならなかった。大の字になった私の上で、韓国人は、奇妙な声を上げながら
動き続けていた。両足を関節が壊れると思うほど、上に持ち上げて、片方の乳首を痛いほど吸いながら、私に中で
果てた。中で出されるのは初めてでは無かったが、レイプという状況が興奮度を高めたのか、いつまで続くのだろうと
思うほどの長い射精だった。こんなひどい状況にもかかわらず、私はぼんやり、排卵日が近いこと、妊娠は避けたい・・・
こんなことを考えていた。隣の部屋からは、なにか男が韓国語で怒鳴る声と、美咲が泣き叫ぶ声が混じって聞こえてきた。
こんなとこで死にたくない・・・
私の上から男が降りると同時に、二人目の男が挿入を図った。一人目の男の精液で私の性器は汚れていた。たぶんその事を
話していたのだろう、ハングルで軽く笑い声を混じらせながら、二人目の男の呼吸は荒くなっていった。
二人目の韓国人の陰茎は、挿入して動いていくうちに、見ずにでも分かるくらい大きくなっていった。
お腹の真ん中に来ているのではないかと思うくらい、私は深く奥まで刺し貫かれていた。男が声を上げるたびに、根元まで
突っ込んでいるらしく、そのたびに私は歯を食いしばって痛さに耐えていた。お腹の壁に当たるのが分るくらい、男の射精は
力強かった。最後の一回の射精が終わっても、名残惜しむかのように、私の膣の感触を楽しむかのように、男は私の中に居座った。
入れたまま、少しづつ動かしながら、私の首筋や乳房を軽く噛んだりしていた。
三人目の男は、美咲の下着を指でくるくる回しながら、高笑いを上げて部屋に入ってきた。さっきから、美咲を責めあげていたであろう
リーダー格の男だった。いきなり私のあごを片手で掴むと、ハングルで怒鳴りながら、顔面にツバを吐きかけた。ツバを吐いては
平手で頬を一回殴った。私は恐怖と怒りで声を上げて泣いてしまった。態度も暴力的だったが、セックスも暴力的だった。
挿入してからの動きも激しく、レイプというより、怒りに満ちた攻撃のようだった。射精の瞬間も、顔にツバを吐きかけながら
何かを怒鳴っていた。
私は意識をはっきり持って、できるだけ身に起きたことを覚えていようと思っていた。わけのわからないまま、殺されたりするのは
嫌だったからだ。結局、私は、三人の韓国人に、5回レイプされた。
やっとのことでタクシーを拾いホテルにたどり着いたが、二人とも無言でお通夜のようだった。
美咲は泣きながら私に何度も何度も謝ったが、私はそんな事どうでもよかった。次の日、まずツーリストに連絡して、日本人のいる
病院に行き処置をしてもらった。モーニングアフターピルという錠剤を服用した。それと同時に、バンコクの大使館に連絡してから
地元の警察署に出向いたが・・・・
結局、私たちが成人であること、二人で納得してコテージまで付いて行ったこと、飲酒していたこと・・
立件するのは難しいし、時間がかかる、バンコクまで行かないと日本語が解る弁護士はいない・・・
そんなことで泣き寝入りするしかありませんでした。