私は本当のレイプ経験者です。高校2年、16歳の時にレイプに遭い、人間の尊厳や誇り・・
人生そのものを失いました。私が被害に遭った半年後、犯人グループは逮捕され一応の決着は
つきました。私たち関係者しか知らされていませんでしたが、被害者は8人もいました。
私は両親に連れられ、病院で診察を受け、妊娠や性病の検査も終えていたので、忘れてしまおうと
努力していたのですが、逮捕後警察から告訴の要請をうけました。考え悩んだ末、結局告訴をせず
忘れる方針にしました。両親は、これ以上娘をさらし者にしてキヅ付けたくない・・そう言いました。
高校生だった私は、それを当然のことと思い従いました。学校にも知られなかったのだから
これでよかったのだ・・・そう思い胸にしまい込んだのです。
それから数年経ち、大学生になった私は、犯罪被害のアフターケアの授業受ける経験を持ち、考える
ようになりました。
「あの選択で本当によかったのだろうか・・・」
私は新聞やネット、拘置所に赴き、私をレイプした男たちの動向を調べました。裁判の記録を調べました。
主犯の男(32)は、性暴行の前科があり懲役18年で服役中。運転していた男(43)は、初犯で
私以外一人しか犯行に加わって無いという理由で、懲役3年。しかも執行猶予が付かなかった事は「異例」
という事でした。又、私をレイプした後、自首した男(22)がいて、懲役2年、執行猶予3年。私が告訴断念
した為、検察が「なんとかここまで持って行って」くれたそうです。
その他、主犯に促され犯行に加わった、無職男(18)、同(19)、専門学校生(18)、無職(17)、同(16)
5名は未成年者であったため、記録すら追う事ができませんでした。
結局、告訴に踏み切って闘った女性は2名で、私を含めて6名は泣き寝入りしたのです。
私は自分の決断・・・当時は両親の決断に疑問を持ち始め、両親と話し合ううちに、精神を病んでいきました。
被害から数年も経ってからです。特に父親の口から出たこの言葉・・
「あの時大ごとにしていたら、この町にもいられなくなってた。家も建てたばかりだし・・・ 近所に同僚も
たくさん住んでる。うわさになってたら、会社にいられなくなってたかも・・・・」
あまりの衝撃で言葉を失っていた私をさすがにまずいと思ったのか、母は泣いてくれましたが
両親の本心を知った私は、レイプで失ったものよりも、もっと大事なものを失いました。私はうつ病を発症して
大学も休学しました。私は「パンドラの箱」を開けてしまったのです。
そのころから、フラッシュバックが始まりました。胸の中にしまい眠らせていた記憶もよみがえって来てしまったのです。
私の乳房に這わせて唾液まみれにした暖かい舌の感触、首筋を舐められて漂う唾液の匂い。
スカートをまくり頭を突っ込まれた時の笑い声・・・手足を押さえつけられて、性器を見られました、何人もの男に。
指を性器に入れられ、経験の無い私はその痛さに泣き叫んだのですが、走る車の中では外に漏れるはずもありません。
恐怖と恥ずかしさで気を失いそうな私の耳に男達の呟きが聞こえました。
コイツ毛深いな・・びらびら意外と大きいな・・・ほらな、処女は臭いだろ?あははは・・・
この女ケツの穴くそまみれじゃねぇか。キッタねぇな・・・
警察でも言えず誰にも言わずに黙っていた事がつぎつぎと思いだされて気が狂いそうでした。
それから。押さえつけられたまま、私を男達が嵐のように陵辱していきました。私は最初の痛さでほとんど抵抗することも
できなくなり、意識さえも失いかけてしまったので、何人の男が私の中で、汚い欲望を解き放ったのか、覚えてもいません。
途中の記憶がほとんど飛んでしまっていましたが、フラッシュバックと共に思いだされてしまったのです。
何回犯されたのかさえ分からない私は抵抗すらできませんでした。ぼろぼろで人形のように寝転がった私の横で男達は
缶ビールにタバコを吸っていました。程なくして車が止まり、運転していた男が、後ろに乗り込んできました。
私はうつぶせにされ、両腕を後ろ手に縛られました。抵抗すらしてないのに。
「感じださないとな・・・大きな声で鳴いてくれよ・・・」
足を大きく開かされて、背中に男の体重が重くのしかかりました。次の瞬間、肛門にものすごい痛み・・・ほんとにナイフ
でも刺されたような痛みで、私は声にもならないような声をあげました。
男は私の口を手で押さえつけ、ものすごい力で、下半身を私のお尻にぶつけ続けました。
長い長い時間のように思えました。火傷のような痛さでマヒしたようになった頃、やっと
男は低いうめき声とともに終わってくれました。ぼんやりとした意識の中で、ふと目に入って来たのは
の傍らで、私の下着をもてあそびながら自分で陰部をいじる男の笑い顔でした。
果てた男と入れ替わりそのが背中に乗ってきたところで、私の意識は途絶えます。
目を開けると救急車の中で、無言で作業する救急隊員が、目に飛び込んできました。私は安堵感で大きな声で
泣きだしていました・・・
こんなことをいろんなところに書き込みながら、精神を保つ毎日です。そうでもしないと精神がもたないのです。
同じような体験を書籍にして、一石を投じてる女性もみえますが、
私にはそんな勇気はありません。ここの板を拝見すると、本当にレイプ被害に遭った方がかきこんでるのかなぁ・・
なんて思ってしまいますが、性的な興味を持っていただいてもかまいませんが、(私もこうしてある意味利用してるのですから)
絶対実行には移さないで欲しいです。そんな人たくさんいるとは思えませんが。