小学校のころから自分が「なぜ女なのか?」「なんでこれからも女として生
きていかなければならないのか?」と考えていました。
中学校に入り、自分の身体がどんどん『女』になっていきました。胸も膨ら
み、幼馴染のYとは全然違う体つきになっていきました。
以前から幼馴染のYには、自分のそんな悩みを聞いてもらっていて、よく相
談にのってもらっていました。
Yは自分の気持ちをしっかり聞いていてくれました。
中3になりお互い受験生になりました。
いつものように自分はYの家に遊びに行き、夜ゴハンをご馳走になり、その
後Yの部屋で一緒に勉強していました。
しばらくすると、Yが突然「お前は将来結婚するんだよね?」
と意味のわからない質問をしてきました。
「もしかしたらな。考えてないけど」程度に流すと、Yは「お前女じゃない
もんな」と言ってきました。
今まで親身になって自分の悩みを聞いてくれていたYに急にそんなことを言
われ悲しい気持ちとYを信用しすぎていたと悔やむ気持ちと同時に怒りがこ
み上げてきました。
「なにが言いてえんだよ」と怒りを露にした自分はYに対して殴りかかりま
した。
Yは軽く拳をかわし、俺の腕を引っ張り床に押し付けました。
頭を思い切り打ち一瞬の間、力が入らない俺にYはいきなりキスをしてきま
した。
「やめろ!」とかなり抵抗したけどYには全く敵わずそのまま