中2の夏休み、5歳上の兄にレイプされました。
今更、思えばだけど、見ず知らずの男でなく兄なんだから、殺す殺される覚悟の抵抗をしてれば、兄の行動を止められたかも知れない。本当に今更だけど。
私達二人兄妹で、兄は高校から大学を通じて、ずっと下宿暮らししていました。
休みで帰省していた兄。両親が法事で夜まで帰らない。その日の昼前、生理が辛くて部屋のベッドに寝転び、漫画を読んでたら兄が部屋に来て、『昼飯どーする?』。
…私の格好もいけなかったかも知れない…キャミに下着パンツ、 ハンペンは付けていた。
ベッドに寝転んだまま『生理でお腹痛いし、食欲ない。お兄ちゃんだけ、ラーメンか何かして食べたら?』と顔も見ずに。
不意に読んでいた本を取られ、兄が覆いかぶさってきて『オマエ、素行悪いらしいな。オカン嘆いてぞ』。 乗りかかり胸を触る兄に抵抗しましたが…。
学校の成績悪く、友達と遊んでて、何度か門限遅れて叱られたり、一度だけ、冗談で煙草持ってたの見つかり補導されたけど、その程度で、無茶な行動はしていない。…まだ処女だった私…。
母が兄に何を言ったか知らないけど、『悪い連中と付き合ってるんだろ? エンコーとかもシテるんだろ? 同じ事だよ』と。
『ヤメてッ!』を連呼し、まさか兄がとの躊躇い、ショックとでの中途半端な抵抗では、兄には何の意味も無かったのでしょうか。
強引に身に付けていた物を全て剥がされ 『都合イイな。女は生理の時シタくなる…とか言うもんな』。 抵抗した…と言うより 『本当にヤメて…助けて…お兄ちゃん…やめて下さい…』と本気で頼んだのに、『ウ・ル・サ・イ!』と、目を見開いた兄の形相に、恐怖心で抵抗できなくなった。
『泣くな!』、『握れ!』、『クワえろ!』、『チカラ抜け!』、『尻上げろ』…。
何をしたか、されたか、 兄の露骨淫らな言葉だけが耳についた。 股間を貫く激痛、恐怖と苦痛の約2時間。
『余計なモメ事おこしたいならチクってもイイけど、後片付けしておけよ』と兄は部屋から出ていった。
拭いても…拭いても血と精子と涙が出てくる身体。汚れたシーツと一緒に風呂場で洗い流した。涙だけが暫く止まらなかった。この事は誰にも話さず、心に閉じ込めています。
また襲われないよう兄に警告し、自他、性的な事は一切なく数年。目立つ人ではないですが、明るく気さくで、真面目で少々奥手で優しい彼氏と出会い。
初めて身体を許す時、フリをしようと思ってたんですが、痛いのナンの…フリもクソもなかったです(笑)。何度も、痛い?・大丈夫?・止めようか?と気遣ってくれて優しく。兄のときとは違う我慢ができた。いろんな想いで涙が出た。血も少し出た(笑)。
私にとって、自分が初めての男だと思ってる彼に、…少し後ろめたい気がする。貴方の前に、兄に犯され汚れてる身体だったのに…。 兄を恨めしく思う。優しく、彼に抱かれてるのに兄との事が頭を過る。私はレイプされた事のある女なんだと。 本当に優しい彼に申し訳ない気持ち。レイプなんて…この世から無くなれ!