私は教師をしている。始めたばかりの頃は、可愛いや、美人だなどと生徒にチヤホヤされていた。
しかし、私の指導方針は厳しくすることなので、7年目を迎えた今では、生徒たちに怖がられている。
その日、通勤途中の電車の中で、我が校の男子生徒(T)が痴漢しているのを目撃した。
私はもちろん止めに入り、駅に着くと警備室に連れて行った。
詳しい処分などについては、分からないが、一定期間の停学になったようだ。
Tが学校に復帰してから、私に反抗的な態度をとるようになった。
ある日、普段使われていない旧音楽室に、Tに呼び出され、
「アンタのせいだ」
と、わけの分からないことを言ってきた。
「あなたが、あんなことするからでしょ。言いたいことがあるなら、はっきり言いなさい」
私は言い返した。
「レイプさせろ」
そうTが言うと、私に掴み掛ってきた。
私はそれを振りほどいて、Tを押し退けた。
「最低ね。やれるもんなら、やってみなさい!」
そう怒鳴って私は部屋を出た。
その日から、生徒たちが私に対して、反抗的になり、無視するようになった。
Tが、私に対する嫌がらせのつもりで、そう仕向けたようだ。
それから数日たち、放課後の誰も居なくなるころに、また呼び出された。
行ってみると、そこには20人くらいの生徒がいた。
そこにいた、校内で一番の問題児が、
「先生、レイプできるもんなら、やってみなさいって言ったんでしょ?」
と、言ってきたので、「言ったわ」
と返した。
「じゃあ、今から犯しますよ?」
と言われたので
「やれるもんなら、やってみなさい」
そう言った。
私は、たとえ20人に襲い掛られても、ドラマのようにそれを防いで、返り討ちにできるつもりでいた。
しかし、現実はそう甘くなかった。
数人の生徒に、あっさりと押さえ込まれた私は、身動きひとつとれず、恥ずかしい格好にされた。
「何がやれるもんならやってみろだ。バカじゃねぇ」
そう言われた私は、ショックと羞恥と屈辱でいっぱいだった。
笑われながら服を剥ぎ取られ、全裸にされたころには、
「やめなさい」
と言うしかなかった。
「どうしたんだよ。何もできねぇのか?」
そう生徒は言いながら、私の陰部をいじり始めた。
指を押し付けられる度に、腰はビクンと小刻みに震え、本来なら快感のはずが、屈辱として私を責め続けた。
しかし、屈辱といっても身体にとっては、やはり快感だった。