私は雄のコウノトリさんにレイプされました。
「俺はな、ある人間の若夫婦に子供をくれと頼まれたんだよ。だけど俺には女
がいないんだよ。お前をレイプするしかねーだろうが!」
田んぼの中でばったりと出くわした雄のコウノトリさんは私にそう言ってきま
した。
信じてくれるでしょうか?コウノトリさんは場合によってはレイプして皆さん
の子供を運んできていたのです。
私は裏山に引きずりこまれました。そして私がパニックになっている隙にレイ
プされて中だしされました。
そしてそれだけでは終らなかったのです。私は足を掴まれて逆さ吊り状態で雄
のコウノトリさんの巣に運ばれたのです。監禁生活のはじまりです。
私は毎日毎日雄のコウノトリさんが運んでくる蛙や小魚を食べさせられまし
た。一日中食べさせられていたおかげでまるまると太り十分過ぎるほどの栄養
がおなかの中の赤ちゃんにいきわたりました。
そしていいよい出産の日、スポーン!とマンコから飛び出した赤ちゃんは元気
な人間の男の子でした。
私は涙しました。レイプされて生まれた子供でも私の子供です。この子とはも
う会えない。人間に渡されてしまうのです。私は人間を怨みました。でも無常
にも雄コウノトリが運んでいってしまいました。一晩中泣き明かしました。
いつのまにか雄のコウノトリさんが戻っていました。
「すまなかった。俺が悪いんだ。俺が人間の頼みなんか聞いてしまったばっか
りにこんな事になってしまったのだ」
雄のコウノトリさんも泣いていました。
私は雄のコウノトリさんを許しました。これは私達コウノトリが悪いのではあ
りません。人間が悪いのです。人間がセックスを面倒くさがるようになったの
が悪いのです。
私達は飛び立ちました。人間のいない所で2羽で暮らそう。そう決意したのです。