私は、40代の主婦です。「犯された」わけではないのですけど、他に書
き込む場所が分かりませんのでここに書かせて下さい。
私は、子供が小学生の頃からカブスカウトのデンマザーをやっていて、子供
が大きくなって辞めた今でも、リーダー研修を受けて副長(隊長の次ぎに偉
い人)をやっています。
今年の夏のキャンプの時です。3泊4日のキャンプの間、私はその日の行
事とともに、子供達の体温を計って毎晩父兄の方々にメールで送っていまし
た。その作業をリーダーの部屋でノートパソコンに打ち込んでいた時のこと
です。その部屋には40代後半の隊長とデンチーフの大学生が4人、女性は
私だけでした。
「副長、そのパソコン、水がかかったら壊れちゃいますか。」
デンチーフのS君が言いました。
「そうね、パソコンだし、水はまずいんじゃないかしら。」
S君はふーん、といった顔をして、
「じゃあさ、副長、両手の人差し指を揃えて、そのキーボードの前に置いて
下さい。」
「え~、なになに、なにするのよ。」
その時のわたしはまだ正常でした。
「いいから、やってください。副長は金縛りみたいに動けなくなります
よ。」
「うそ~、なによそれ。」
私は笑いましたけど、「縛り」「動けなくなる」、そんな言葉に反応した
かもしれません。S君達の言うとおりに両手の人差し指を3センチぐらい離
して平行にしてキーボードの前に置きました。
「さっ、指を置いたわよ。」
「へ~、副長の指きれいですね、透明のマニュキュアがセクシーだし。」
『なにバカなことを言ってるの・・』と言おうとしたとき、もうひとりの大
学生N君がテーブルの端にあったジュースが入ったコップを、二本揃えた私
の指の上に置きました。
「はい、副長はもう動けません。」
S君とN君は満足そうに笑って、私を見下ろしています。少し離れたとこ
ろにいた隊長もこちらを見て笑っていました。
「なによ、これ。」
「ネットの銀月書房に書いてあったんだ。副長、動こうとすればコップのジ
ュースがこぼれてパソコンが壊れちゃうよ。」
「ひど~~い。」
私は笑いながら、言いましたけど、心の中でなんか変な感情が生まれてく
るのがわかりました。そしてそれは、すぐに身体の変化も呼び覚ましてきた
んです。
「私を、動けなくして何をするつもり。」
この時も笑いながら言いましたけど、今、思い返すとすでに何かを期待し
ていた言葉でした。
「副長を動けなくして、・・・・あちこち触っちゃうの。」
そう言うとS君は、両手の指を動かして、触る仕草をしました。
結果から言ってしまえば、私がされたのはそれだけです。
「すけべ、こんなおばさんを触ったって、楽しくないでしょ・・・。」
それなのに私の言葉は、絶え絶えでした、心臓の鼓動は早くなり、カッー
と熱い物が、頭に上がってきました。
『なんで、なんでこんなに興奮するの。』
自分でも分かりませんでした。ただの仲間うちのいたずらにひっかかった
だけなのに。身体の自由を奪われて、身体を触られるって脅かされたのして
も冗談の内です。それなのに、私はかつてないほどの興奮状態にありまし
た。肩で息をして、前頭葉に膜が張ったように、呆然としてきました。
すると後に廻っていたN君が、制服のネッカチーフを取ると、ぐるぐるっ
て巻いて、後ろから私に目隠しをしました。
「いやっ、」
私は、わたしは失神寸前でした。両手の自由を奪われ、目の前もまっくら
になり、男達の中で弄ばれようとしている、そんな、そんな状況に置かれた
と勝手に思いこんでいたのです。
私の声が尋常じゃあないことに気づいた隊長が、こちらにやってきて、さ
っとコップを取ってくれました。
「おまえら、いい加減にしなさい。」
隊長に怒られる前に、S君もN君も私の反応に驚いていました。
私はMなんでしょうか。その時の興奮は、今でも忘れられません。ほんと
うにアクメ以上のステージに達する寸前でした。